美しき哉、ヒルツベルガー 2010 リースリング ジンガーリーデル!

<<前回はブログ中断の直接原因となったPCトラブルのお話でした

 

ふふ。本当に久しぶり――一年以上振り?――の更新です。

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ヒードラー訪問記――それぞれの自然派 その3.不健康なビオ : ) の実例お見せします

<<前回 その2はヒードラーの目に見えない技の数々についてでした

 

シェンケンビヒルとシュタインハウスの畑を見学し、坂を下りてランゲンロイスの町も近づいた辺り、最後の方の緩斜面の畑を横切ったときのこと。


Ludwig 「見えるかい? 葉っぱが黄色や茶色になっていたり、枯れているのも多いだろう? 僕の畑じゃないんだけれど、あそこはビオなんだ。ビオは頻繁にボルドー液を撒かなくてはならないからね。で、硫酸銅が太陽光で熱せられるとああいう風に火傷状態になるのさ。」

Yukari「ちょっと近くで見ていい?」と車を降りる。

近寄ってみればピノ・ブランのようだけれど、異様に房も実も小さく、しかも未熟な青色を残している。食べてみれば、色から想像されるほど酸っぱくはないものの、先につまみ食いしたシェンケンビヒルのGVには遠く及びもつかぬ糖度と香味の乏しさ…。

L「はは、昨日今日の強烈な日光ででなんとか糖度は上がったね。つい数日前まで全く酸っぱいだけだったんだけど。」

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ヒードラー訪問記――それぞれの自然派 その2.日に晒される房と陰になる房

<<前回 その1では実の中心部の温度が高くなると収穫を止めるお話しでした

 

本日のお題は畑巡り。


それにしても、ルードヴィック・ヒードラーほど楽しそうに畑を見せてくれる人もそうない。

土の様子、ブドウの生態、周囲に生える草花、飛び交う虫…頬をなでる風から忍び寄る雨雲…何から何まで、とにかく心底ブドウ畑とそれを取り巻く自然と触れ合うのが楽しくてたまらない、という様子で、子供の頃からの遊び場であった畑で、その長く親密な時の蓄積&抜きん出た好奇心と観察眼から得られた独自の見解やら栽培テクニックやら、を次々と披露してくれます。

 

「ゆかり、畑を見たいなら丸一日時間をとってくれないと」「ああ、こうやって畑に長居してると、またマリアに叱られちゃうね」…なんて調子で、いつも30分とか1時間の予定で畑に出るのですが、気が付くと2時間以上経っている、なんてことがザラにありました。

 

さて、この日は一昨年新たに購入した60年近い樹齢のグリューナーの畑"シェンケンビヒル"を「ちょっと見る」だけの予定でルードヴィックに同行。この間のエアステ・ラーゲン・プレゼンテーションでも光っていたグリューナ-の畑です!

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ヒードラー――それぞれの自然派 その1.  実の中心温度を考慮して収穫

<<前回はウヴェ・シーファーの収穫お手伝い募集告知でした

 

そういう訳で今オーストリアでは全土的に収穫が行われています。

収穫期には何かと様々な案件が重なり、アップが追いついていませんが、収穫の本格化する直前、18日の金曜にヒードラーをカンプタールはランゲンロイスの町外れまで訪れて来ましたので、今日はそのご報告。

 

そう、あの雨の多かった2014年に取り分けいい仕事をしていたと睨んだヒードラーです!

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ウィーンの森のワイン・イベント――ゲヌースマイレ最終日――ハイライトはやっぱりグンポルツキアヒェン!!

<<前回はシリア難民が続々と押し寄せるオーストリアの状況をご報告しました

 

さて、再びワイン・イベントに話を戻して、”ゲヌースマイレ”の最終回です。


このイベント、直線距離でも15km。かなり迂回もするし、だから本当に全部歩くと30-40kmになるのではないかなぁ…。途中大きく途切れたり、畑もシャンクも存在しない区間も存在するなど、長い長いコースを一日で歩き通す人はまずいないでしょう。

では一日しか参加できない場合はどこを攻めるか? …となれば、特に個人的御贔屓ワイナリーを訪ねるのでない限り、私はグンポルツキアヒェンからプファフシュテッテンに向かう区間をお勧めします。

1世紀遡ればオーストリアいち、いや欧州随一の白の銘醸地とも言われたグンポルツキアヒェンと、ブルゴーニュ同様ブドウを育てる僧侶の拠点でかつ、バーデンとグンポルツキアヒェンというホイリゲで有名な両村落に挟まれたプァフシュテッテン(ここも白の産地)。

ウィーンの森の中で最もレベルの高いワインを造るポテンシャルの斜面が舞台で、シャンクの集積度も最も高く、そこを訪ねる人出も圧倒的に多い、ぶっちぎりの花形区間です。

 

その見事な斜面を徒歩縦断しながらゆったりと飲み食いができるゲヌースマイレの醍醐味を、このブログを通して読者の皆さんと共有しちゃいましょう!

 

ではお約束の写真から。

<グンポルツキアヒェンの町から入ってプファフシュテッテンの目前まで行き、また町に引き返して来ました>

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クレムス川上流超急斜面が凄い! エアステ・ラーゲン・プレゼンテーション報告  その3 クレムスタール編

<<前回はエアステ・ラーゲン・プレゼンテーションのカンプタール編でした

 

今日はクレムスタール編です。

御大ヴァッハウと、国際的に人気の高いワイナリーの多いカンプタールに挟まれて、クレムスタールってやや影が薄い…。超大手やら協同組合の印象が強いので意外にも思えますが、エアステ・ラーゲの数では実はカンプタールに大きく勝る。ダイナミックで多様な地勢と土壌を擁し、まだ日本に紹介されていない名ワイナリーも隠れていることもあり、プロや愛好家にもっと注目して欲しい産地です。

 

さて、エアステラーゲンの地図を改めてご覧いただきたいのですが、クレムスタールは大別して、

1.カンプタール西南部から続く深いレスの斜面、2.ヴァッハウから続く原成岩の急斜面、3.クレムス川上流の原成岩急斜面、4.土壌は多様なドナウ南岸の緩斜面、というかなりキャラの異なる4つの地域の合体で、そもそも土壌や地勢から一産地として括るのにはかなり無理のある産地。その分、14年の厳しい天候が、どの地域でどう影響したのか、踏み込んで考えるには最も興味深い産地である、とも言えます。

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厳しい年にいい仕事をしたのは誰? エアステ・ラーゲン・プレゼンテーション その2 カンプタール編

<<前回はエアステ・ラーゲン・プレゼンテーションのさわりでした

 

で、カンプタール、クレムスタール、トライゼンタール、ヴァーグラム、と順に62のエアステ・ラーゲンの畑(正確にはいくつかワインの出ていない畑もあったので、60弱だったと思いますが)の、様々な生産者のワインを黙々とテイスティングして行きました。

膨大な数なので、「目立って良かった、印象に残った」か、「この年の」「各畑の」或は「生産者の」個性が良くでている、か、逆に「この年にどうして?」と感じたものに絞ってお伝えします。(畑名はワインがグリューナーの場合緑リースリングは青で太字表示。☆印は特に素晴しかったワイン)

 

前提として、全国的に日照が足りず雨の多かった2014年ですが、その中でカンプタールは周辺に比べて多少晴天も多く、完熟したワインを造るチャンスは、他産地より若干多く与えられていました。

 

最初のワインはユルチッチのデシャント。レモニーで酸がピンと張り詰め、いい意味でいかにも2014年の味わい。ユルチッチはこれが一番いい出来だったかも。

 

暑く乾いた年でもいい汁気を出すガイスベアクのリースリングは、逆に温度のしっかり上がらなかったこの年にはちょっと線が細いか…。シュトラース側のガイスベアクでは☆ビアギット・アイヒンガーが焦点の合ったミネラルを感じさせてくれた。レンナーはガイスベアク同様冷たくやや平板な印象。

南西向きにレスが深く吹き溜まったようなグループは、この年明らかに不調。

 

16のワインがずらっと並んだハイリゲンシュタインの中で光っていたのは、アイヒンガー(コク、余韻の長さ)、ヒードラー(蜜のニュアンス)、☆ヒルシュ(テンション)。☆シュロース・ゴーベルスブルク(熟度、重量感、ストラクチャー)。

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エアステラーゲン・プレゼンテーション 2015 その1

<<前回は収穫直前のイベントラッシュについてでした


エアステラーゲン・プレゼンテーションも、これで何回目になるでしょうか?

 

1回目は2011年、お城ワイナリーの家族としてミッヒの奥さんエファの運転する車に乗って,

ゴーベルスブルクのお城からグラーフェネッグのお城までお城間移動:)。まだまだ「ここは何処?」状態で気もそぞろでした。

2度目の2012年、やはり家族の一員として参加し、前年自分が収穫したブドウがワインになって登場していることもあり周辺の地理も大方把握し、お爺ちゃんペーターにはエアステラーゲンの地質調査に協力したマリア・ハインリッヒ博士を紹介してもらうなど、俄然イベントが楽しくなってきました。暑い年でしたが夜の屋外コンサートが滅茶苦茶寒く、オーバーを引っ張り出して着ていたような。

3度目2013年はバーデンからはるばる訪れたのですが、最寄り駅からの交通手段のなさに困り果て、現場ではなんだか同窓会の如く挨拶ばかりしていて、テイスティングに全く集中できなかったのを覚えています。慣れとは恐ろしいものです:)。

昨年2014年は確かギックリ腰だかなんだかを起こし泣く泣く欠席。素晴らしい出来の13年を味わい損ね、痛く無念でした。

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ルーディー・ピヒラー 2013年 & 2014年(バレルサンプル) 試飲レポート――ヴァッハウ訪問番外編

 <<前回はトラクターに乗ってのゴキゲンな畑巡りの様子でした

 

今日のブログは一転ハードボイルドです:)。

 

ヴァイセンキアヒェンと言えば、アハライテンがフラッグシップの、今やオーストリアNo.1リースリング・プロデューサーの呼び声も高いルーディ・ピヒラーRudi Pichlerを忘れてはいけません

ただしワイナリーはヴァイセンキアヒェンの西側、ヨッヒングを超えてヴェーゼンドーフ村にあるので、ヴァインフリューリンクでヴァイセンキアヒェンを訪ねたついでに立ち寄る、という訳には(徒歩訪問の私の場合)行きませんでした。

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おお、モリッツもウヴェも大人気だぁ!!

<<前回はシャンパーニュのお題でした

 

私用に忙殺されてご無沙汰だったfacebookを久々に覗いてみると、来日していたモリッツMoricと昨年初めてそのトップ・キュヴェであるライーブルクReihburgが日本市場に紹介されたウヴェ・シーファーUwe Schieferの話題が満載!! 

彼らのワインが日本市場でも非常に高く評価されていることに、2人をインポーターさんにご紹介した超本人として感慨も新たにしたところです。紹介者なんて地味なもので、世間に受け入れられてしまえばその存在は忘れ去られるのが常。誰も誉めてくれないので、ここで自画自賛しておくとします: )。

二人についてはこのブログにも色々書いていますので、オーストリアワイン・ファンの皆さん、ピノや優美なバローロ、懐の深いローヌ好きの皆さんは、是非リンクを覗いてみて下さい。一層ワインが味わい深く感じられることでしょう。

 

モリッツ関連リンク;

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ローラントの弟子とも言うべきHannes Schusterのワイナリー、ロージー・シュスター関連リンク;

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ウヴェ・シーファー関連リンク;

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思い起こせばオーストリアワイン応援団長を自負して既に10年以上。オーストリアを拠点とするまでは主にジャーナリスト&エデュケーターとして、11年春以降はエージェントに軸足を移して応援して来ました。そもそも商売として何の展望もなく始まったこのオーストリアワイン贔屓。自分の応援しているものが少しずつメジャーになれば、自然と応援活動が職業的好循環をもたらす、とナイーヴに信じて来たものの、そんなに世間は甘くない、単純でもない、と痛感すること幾千回 …。

その一方で、言葉もロクに通じず、配偶者も雇い主も個人的な友人も貯蓄も定収入も、お城を出てからは定宿すらない、ないないづくしの環境で、どういう訳か毎日の暮らしを、むしろ日本にいた頃よりも、深く慈しみ楽しむ術を身に着け、最近はヨーロッパ全体の文化や社会について、その成り立ちやら歴史の裏舞台の痕跡を肌で感じられることが面白くてたまらず、「ワインが私をここまで連れて来てくれたのだなぁ」と、しみじみ別の感慨に耽ることがあります。

 

…で、思うのですよ。

元々私がMoricやUweのワインを発見できたのは、部外者として何のしがらみもなく、生産国や風評、権威に対する色眼鏡なしでワインを評価する姿勢があったから。もし最初からオーストリアのワイン業界にドップリと浸かり切っていたなら、恐らく雑音が多過ぎて、或は主流派が見え過ぎて、業界の異端中の異端である二人に虚心に向き合うことは難しかったかも知れませんし、世界のワインメディア広しと言えども私が言い出しっぺと自認する”エレガント・ブラウフレンキッシュ”の潮流も、こうしてその流れが立派にインターナショナルに認識されるようになるまで、探り当てられなかった可能性もあります。

…であれば、ここはつまらぬしがらみからはちょっと身を引き、オーストリアワイン応援団長の殻も脱ぎ捨て、もっと今、自分が本当に面白いと思うことにコミットしよう、と考え始めました。私が就職した当時のルールに従えば、もう去年で引退の身。既に余生みたいなものですし:)。

 

では、一層とっちらかるであろう酔狂なオバサンの発見や閃きに、今後もゆるゆるとお付き合い下さい。

 

次回はシャンパーニュがテーマの久々のワイン会のお知らせです>>

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ピットナウアー Falstaff誌ワインメーカー・オヴ・ザ・イヤー 2014に! 後篇

<<前回はご近所の畑報告でした

 

それでは受賞記事〆の部分です。

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ピットナウアー Falstaff誌ワインメーカー・オヴ・ザ・イヤー 2014に! 中篇

<<前回はブログ中断のお詫びとリハビリ開始のお知らせでした

 

ところで、復帰早々朝日新聞並に2つの謝罪が。

 

まず小さな方から:昨日のブログで朝7時前の気温は1度、と書きましたが、色々なワイナリーと話をしていたら”6度”の可能性高し。大メモリひとつ読み違えていたかも:)

 

そして致命的ガセネタについての大きな謝罪。

 

Uwe Schieferウヴェ・シーファーのSzaparyサパリ畑が2012年から名実ともに彼のトップキュヴェとなり、価格の上でもReihburgを逆転した――と私は6月28日のブログに書きました。

しかしリリース価格は実際には逆転せず。

 

畑のポテンシャルとしてなんと言ってもSzaparyが抜きん出ていること、既にその個性を十全表現し始めていることに変わりはありませんが、平均樹齢の大きな差は、やはり価格上も、リリース時期上も、まだまだ並ぶところまでは時間がかかる模様です。バレルサンプルテイスティング時の聞き書き情報と当日のスピーチ内容からの報告でしたが、誤解&誤報について深くお詫び申し上げます。

 

では、気を取り直して、ピットナウアー受賞記事抄訳の中盤、お家芸のStラウレント種についての部分をどうぞ!

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ピットナウアー Falstaff誌ワインメーカー・オヴ・ザ・イヤー 2014に! 中篇、のその前に!

<<前回はFalstaff誌ワインメーカー・オヴ・ザ・イヤーにピットナウアーが輝いた、その受賞特集記事の前半部分をお伝えしました。

 

…ってさぁ、それ100年前(はオーバーだけれど)既に2か月近く前の話じゃないの?

「viologueは終わっちゃったんじゃないか」って巷では噂されてたりして…。

 

読者の皆様、サボリにサボって済みません。

 

実は予定が延びて22日まで日本に居たのですが、その間”小さな病”のオンパレード。2か月に満たない滞在期間中になんと3度のギックリ腰&背中に見舞われ、アラフィフならではの更年期、婦人科系の不具合も満載。おまけに帰国直前には、しっかりトレンドに乗って? 虫刺されが原因の感染症で右足がくるぶしを中心に指先から足首、脛の裏側まで腫れあがる、という怒涛の不調攻撃に晒され、病院やらクリニックやら鍼やら整体やらを訪ね歩く毎日…心身ともにダウン状態と相成りました。

 

公私にわたってこの間、イベントのキャンセルやら連絡が取りにくくなる等ご迷惑を掛けた皆さま、心からお詫び申し上げます。

 

体調がドドンと落ち込むところまで落ち込んだら、シンクロして精神的にも目一杯ジメジメし(逆か?)、胃に穴が開くほどイジイジくよくよ哲学的悩み:)の深みに嵌ってもおりました。ところが不思議なもので、ひとたび底を打ったら、なんだか変な喩えですが、開いた穴から久々に風が吹き抜けたかのような妙な心持ちに。

 

例によって何も先の見通しもないままオーストリアに戻ってみれば、アルプスの東端、高原温泉保養地バーデンの空気はカラっと清く爽やか。抜けるような青空とヨーロッパならではの低い雲のコントラストも鮮やかな快晴。居るだけで心に張りが出てくるような気持ちの良い一日でした。

でも朝7時前の気温はなんと1度!!! ぶるっ…

 

勿論既に収穫は始まっています。

今年はブルゴーニュとは対照的に、オーストリア、特にニーダーエスタライヒの白は一般的に豊作(ウィーンの大人気区画ヌースベアクは酷い雹害を受けましたが)

質についてどうこう言うのはまだ早過ぎますが、雨がやや多めの年で、夏が涼しかったことから、秋になってからの晴天と熟度の上昇を望みながらも、変に気温が上がると病害が増える…というジレンマに悩まされている生産者が多い模様です。

 

そんな収穫情報は白のリザーヴ、スマラクトクラスの収穫が始まるであろう10月半ば以降にまたお伝えするとし、明日は尻切れトンボになっていた、ピットナウアー受賞記事の中半、ワインのアソートと、彼のスペシャリテ品種であるザンクト・ラウレントについての部分の抄訳から、リハビリ・スタートとさせていただきます:)。

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ピットナウアー Falstaff誌ワインメーカー・オヴ・ザ・イヤー 2014に! 中篇

<<前回は受賞記事のさわりをお伝えしました。

 

今日は本文抄訳の前半、ピットナウアーの哲学&実践をご紹介します。

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夏の帰国時イベント

<<前回は帰りの便で巻き込まれたトラブルあれこれ、のお話でした

 

改めて、ただいま〜! ワイン破損のショックと思いきや、どうやら風邪をもらって来た模様。

 

さて、帰国中に皆さんとお目にかかれそうな予定を、決まっているものからまとめておきます。例によって青字は業界限定です。

業界の皆さんとも、ワイン愛好家の皆さんとも、私的友人達とも、再会を楽しみにしています!

  

オーストリアワイン最新動向

日時:     8月2日(土) 18:30~

場所:     西麻布 provinage 

料金:     15,000円 (税、サービス料込)

定員:             8名(主催者1名を含む) 
申込受付:    コーディネイトを手伝ってくれている木村さんまで

概要:     

オーストリアワインの聖地”provinage"でお送りする、オーストリアの今についてお伝えするお食事会。ボトリングしたてのUwe Schiefer Szapary 2012の手持ち帰り、オーストリアの食文化やワインのトレンド vs オーセンティシティを伝える品々等、岩城私蔵のオーストリアを中心に、プロアマ問わず、オーストリアが大好きな方々と共に味わいたいと思います。

 

今、改めてヴァッハウ

日時:     8月4日(月) 19:00~

場所:     シノワ 渋谷店 http://www.chinois.jp/shibuya.html

料金:     13,800円 

定員:             11名 (主催者含む)
申込受付:    お店 tel 03-5457-2412まで

概要:     

「オーストリアは高い、特にヴァッハウは…」と思っている人が多いのでは? 論より証拠。ヴァッハウの東端から西端まで、代表的な気候&土壌のワインを味わってみましょう。オーストリア随一の産地としての魅力は勿論、それ故の保守性など問題点まで、スライドや収穫体験談なども含めてお楽しみいただきます。ほぼ現地でしか入手できないクノルのTBA(しかもトラミナー!)など非常に珍しいワインも、私蔵ライブラリーよりお出しします!

 

涼を呼ぶ夏のネタとオーストリアワイン 

日時:     8月7日(木) 19:30~

場所:     鮓 銀座 壮石 http://www.nishitani-sushi.com/

料金:     13,000円 

定員:             20名 
申込受付:    お店 tel 03-6228-4659まで

概要:     

蒸し暑いからこそ涼を演出するのが得意な日本人。「涼感」にこだわった鮓ネタとお料理に、元々涼しさが売りのオーストリアワインを合わせて楽しみます。特に今回はネタとワインの温度感やテクスチャー&ストラクチャーの相性にまで踏み込みつつ、オーストリアの夏のワイン風物詩や最新トレンドのご紹介も盛り込んで、暑気払いしたいと思っています。

詳細はこちらをご覧下さい。

 

Sommer Spritzer ゾンマー・シュプリッツァー オーストリアワインで弾ける午後

日時:     8月9日(土) 15:00~

場所:     table a day. 

https://www.facebook.com/pages/table-a-day/634286290001799

料金:     未定 

定員:             未定
お問合せ&申込受付:    a day.逗子店 tel 046-871-8171

概要:     

逗子&代々木でおなじみのワイン・ショップ a day.が横浜仲町台に3店目を開店。料理家高谷華子さんのお料理とともにワインが味わえるファン待望の新業態で、その名もtable a day.。開店イベントの一環として、今回はオーストリア・ワイン文化のカジュアルな一面にフォーカス。多彩な泡を中心に、赤のホープ生産者や貴腐に合わせた、ホイリゲやカフェの定番スナック料理を、table a day.アレンジにてお楽しみいただける予定です。

 

<<<滞在後半予告>>>

 

「今見逃せない」ワイナリーご紹介テイスティング

日時:     8月18日(月) 14:00~17:00

場所:     アルルの食堂urura https://www.facebook.com/arurunourura

料金:     無料 

定員:             12名 
申込受付:    岩城までemailにて先着順 ※facebookのgoingでは正式受付とはなりませんのでご注意下さい。

定員:     1次締切8月8日。最終締切8月17日。

概要:     

日本市場進出&定着を希望する有望生産者3つ x 各2種のワインをご紹介する業界限定ミニ・テイスティング。手持ち帰り主体のため、ワインは各1本のご用意となりますので、参加希望される方は、、8月8日までにメールで岩城までご連絡下さい。申込状況により、8月10日以降、一般愛好家の方の参加も受け付けます(ウェイティング可)。

 

予定ワイナリー; 

※ワインは諸事情により予告なく変更する場合があることをご了承下さい。

Karl Schnabel@Steiermark 

07年以来、天候やコンディションに関わらず、亜硫酸完全無添加を貫いて来た、オーストリアとしては異色のワイナリー。独特の石英土壌が生むBlaufränkisch & Chardonnayを。

Muhr van der Niepoort@Carnuntum

アソートが変わりました! ボトリングほやほやのSamt & Seide(velvet & silk) 2012は残念ながら機内破損しましたが、現行ヴィンテージBlaufränkisch  Carnuntum 09と11を比較試飲。

Rosi Schuster@Leithaberg

アソートの変わった2012は秋以降のご紹介とし、今回は現行ワインSankt Laurent Burgenland 10の美味しさを再確認。過去のスタイルで生産された2ワイン―Blaufränkisch Burgenland 08, Blaufränkisch Rusterberg 08―と比較し、彼のスタイルの変遷を辿ります。


次回へ>>

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ウヴェ・シーファー20周年イベント vol.6 オーストリアのロマネ・コンティ=サパリ登頂

<<前回はケーニヒスベアクの様子をお伝えしました

 

やって来ました。Uweとともに来る3度目のSzaparyサパリ! 

今日はいつも車を降りる畑の東部てっぺん付近ではなく、西寄りの南東向きの斜面の一番下から登ります。若木のブラウフレンキッシュが株仕立で植えられている区画です。

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ウヴェ・シーファー20周年イベント vol.5 畑巡り 1.Königsberg ケーニヒスベアク

<<前回は涙のチョチョ切れる超レア・バックヴィンテージ・デイナー後半をお伝えしました

 

前の晩、宿に戻ったのは3時半頃だったですかねぇ…。ディナーの後になにやら別のお酒まで飲んだような記憶もあるような、ないような…。

 

8時過ぎには空港へと旅立った日本人部隊にお別れのご挨拶もできず、2日目イベントのバスが迎えに来る10時ギリギリまで私はダウン…

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ウヴェ・シーファー20周年イベント vol.4 サパリ&ライーブルクのバックヴィンテージにメロメロ

<<前回はディナー前半の様子でした

 

さあ、4つ目のお皿とともに、遂にサパリの登場です。

※因みにサパリはオーストリアのロマネ・コンティに例えるべき畑。ウヴェの区画は若木の比率が高かったため、11年ヴィンテージまではライーブルクが最高値でしたが、12年ヴィンテージより正真正銘フラッグシップ・ワインとなりました。

※後日注:この情報は誤り。12年も従来通りライーブルクはサパリの1.5倍以上の価格で、樽熟成期間もサパリが約2年、ライーブルクは半年増しのままでした。謹んで訂正致します。

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ウヴェ・シーファー20周年イベント vol.3 美味し過ぎてワインが残せない…

※愛用カメラのオートフォーカスが効かなくなってしまいました。当分ピンボケお許し下さい。

 

<<前回はウェルカムドリンクのウフードラーのお話でした

 

メニューを見て驚愕! ウェルカムドリンクと合わせて24種のワイン…。各100mlとしても2.4ℓですから、半分は捨てないと立って帰れないことは明白です。

 

ああ、それなのに最初からシェフの才気を感じさせる素晴らしいお料理! ワインがすすんでしまいますぅ…

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