美しき哉、ヒルツベルガー 2010 リースリング ジンガーリーデル!

<<前回はブログ中断の直接原因となったPCトラブルのお話でした

 

ふふ。本当に久しぶり――一年以上振り?――の更新です。

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ヒードラー訪問記――それぞれの自然派 その2.日に晒される房と陰になる房

<<前回 その1では実の中心部の温度が高くなると収穫を止めるお話しでした

 

本日のお題は畑巡り。


それにしても、ルードヴィック・ヒードラーほど楽しそうに畑を見せてくれる人もそうない。

土の様子、ブドウの生態、周囲に生える草花、飛び交う虫…頬をなでる風から忍び寄る雨雲…何から何まで、とにかく心底ブドウ畑とそれを取り巻く自然と触れ合うのが楽しくてたまらない、という様子で、子供の頃からの遊び場であった畑で、その長く親密な時の蓄積&抜きん出た好奇心と観察眼から得られた独自の見解やら栽培テクニックやら、を次々と披露してくれます。

 

「ゆかり、畑を見たいなら丸一日時間をとってくれないと」「ああ、こうやって畑に長居してると、またマリアに叱られちゃうね」…なんて調子で、いつも30分とか1時間の予定で畑に出るのですが、気が付くと2時間以上経っている、なんてことがザラにありました。

 

さて、この日は一昨年新たに購入した60年近い樹齢のグリューナーの畑"シェンケンビヒル"を「ちょっと見る」だけの予定でルードヴィックに同行。この間のエアステ・ラーゲン・プレゼンテーションでも光っていたグリューナ-の畑です!

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ウィーンの森のワイン・イベント――ゲヌースマイレ最終日――ハイライトはやっぱりグンポルツキアヒェン!!

<<前回はシリア難民が続々と押し寄せるオーストリアの状況をご報告しました

 

さて、再びワイン・イベントに話を戻して、”ゲヌースマイレ”の最終回です。


このイベント、直線距離でも15km。かなり迂回もするし、だから本当に全部歩くと30-40kmになるのではないかなぁ…。途中大きく途切れたり、畑もシャンクも存在しない区間も存在するなど、長い長いコースを一日で歩き通す人はまずいないでしょう。

では一日しか参加できない場合はどこを攻めるか? …となれば、特に個人的御贔屓ワイナリーを訪ねるのでない限り、私はグンポルツキアヒェンからプファフシュテッテンに向かう区間をお勧めします。

1世紀遡ればオーストリアいち、いや欧州随一の白の銘醸地とも言われたグンポルツキアヒェンと、ブルゴーニュ同様ブドウを育てる僧侶の拠点でかつ、バーデンとグンポルツキアヒェンというホイリゲで有名な両村落に挟まれたプァフシュテッテン(ここも白の産地)。

ウィーンの森の中で最もレベルの高いワインを造るポテンシャルの斜面が舞台で、シャンクの集積度も最も高く、そこを訪ねる人出も圧倒的に多い、ぶっちぎりの花形区間です。

 

その見事な斜面を徒歩縦断しながらゆったりと飲み食いができるゲヌースマイレの醍醐味を、このブログを通して読者の皆さんと共有しちゃいましょう!

 

ではお約束の写真から。

<グンポルツキアヒェンの町から入ってプファフシュテッテンの目前まで行き、また町に引き返して来ました>

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ウィーンの森のワイン・イベント――ゲヌースマイレ参加報告写真日記 前編

<<前回は真面目なエアステ・ラーゲン・プレゼンテーションのクレムスタール編でした

 

打って変わって、今週の日曜には赤ちゃんからペットまで楽しめる:)、ウィーンの森の麓のブドウ畑を巡るお気楽イベント”ゲヌースマイレ”に参加して来ました。

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クレムス川上流超急斜面が凄い! エアステ・ラーゲン・プレゼンテーション報告  その3 クレムスタール編

<<前回はエアステ・ラーゲン・プレゼンテーションのカンプタール編でした

 

今日はクレムスタール編です。

御大ヴァッハウと、国際的に人気の高いワイナリーの多いカンプタールに挟まれて、クレムスタールってやや影が薄い…。超大手やら協同組合の印象が強いので意外にも思えますが、エアステ・ラーゲの数では実はカンプタールに大きく勝る。ダイナミックで多様な地勢と土壌を擁し、まだ日本に紹介されていない名ワイナリーも隠れていることもあり、プロや愛好家にもっと注目して欲しい産地です。

 

さて、エアステラーゲンの地図を改めてご覧いただきたいのですが、クレムスタールは大別して、

1.カンプタール西南部から続く深いレスの斜面、2.ヴァッハウから続く原成岩の急斜面、3.クレムス川上流の原成岩急斜面、4.土壌は多様なドナウ南岸の緩斜面、というかなりキャラの異なる4つの地域の合体で、そもそも土壌や地勢から一産地として括るのにはかなり無理のある産地。その分、14年の厳しい天候が、どの地域でどう影響したのか、踏み込んで考えるには最も興味深い産地である、とも言えます。

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厳しい年にいい仕事をしたのは誰? エアステ・ラーゲン・プレゼンテーション その2 カンプタール編

<<前回はエアステ・ラーゲン・プレゼンテーションのさわりでした

 

で、カンプタール、クレムスタール、トライゼンタール、ヴァーグラム、と順に62のエアステ・ラーゲンの畑(正確にはいくつかワインの出ていない畑もあったので、60弱だったと思いますが)の、様々な生産者のワインを黙々とテイスティングして行きました。

膨大な数なので、「目立って良かった、印象に残った」か、「この年の」「各畑の」或は「生産者の」個性が良くでている、か、逆に「この年にどうして?」と感じたものに絞ってお伝えします。(畑名はワインがグリューナーの場合緑リースリングは青で太字表示。☆印は特に素晴しかったワイン)

 

前提として、全国的に日照が足りず雨の多かった2014年ですが、その中でカンプタールは周辺に比べて多少晴天も多く、完熟したワインを造るチャンスは、他産地より若干多く与えられていました。

 

最初のワインはユルチッチのデシャント。レモニーで酸がピンと張り詰め、いい意味でいかにも2014年の味わい。ユルチッチはこれが一番いい出来だったかも。

 

暑く乾いた年でもいい汁気を出すガイスベアクのリースリングは、逆に温度のしっかり上がらなかったこの年にはちょっと線が細いか…。シュトラース側のガイスベアクでは☆ビアギット・アイヒンガーが焦点の合ったミネラルを感じさせてくれた。レンナーはガイスベアク同様冷たくやや平板な印象。

南西向きにレスが深く吹き溜まったようなグループは、この年明らかに不調。

 

16のワインがずらっと並んだハイリゲンシュタインの中で光っていたのは、アイヒンガー(コク、余韻の長さ)、ヒードラー(蜜のニュアンス)、☆ヒルシュ(テンション)。☆シュロース・ゴーベルスブルク(熟度、重量感、ストラクチャー)。

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おお、モリッツもウヴェも大人気だぁ!!

<<前回はシャンパーニュのお題でした

 

私用に忙殺されてご無沙汰だったfacebookを久々に覗いてみると、来日していたモリッツMoricと昨年初めてそのトップ・キュヴェであるライーブルクReihburgが日本市場に紹介されたウヴェ・シーファーUwe Schieferの話題が満載!! 

彼らのワインが日本市場でも非常に高く評価されていることに、2人をインポーターさんにご紹介した超本人として感慨も新たにしたところです。紹介者なんて地味なもので、世間に受け入れられてしまえばその存在は忘れ去られるのが常。誰も誉めてくれないので、ここで自画自賛しておくとします: )。

二人についてはこのブログにも色々書いていますので、オーストリアワイン・ファンの皆さん、ピノや優美なバローロ、懐の深いローヌ好きの皆さんは、是非リンクを覗いてみて下さい。一層ワインが味わい深く感じられることでしょう。

 

モリッツ関連リンク;

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ローラントの弟子とも言うべきHannes Schusterのワイナリー、ロージー・シュスター関連リンク;

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ウヴェ・シーファー関連リンク;

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思い起こせばオーストリアワイン応援団長を自負して既に10年以上。オーストリアを拠点とするまでは主にジャーナリスト&エデュケーターとして、11年春以降はエージェントに軸足を移して応援して来ました。そもそも商売として何の展望もなく始まったこのオーストリアワイン贔屓。自分の応援しているものが少しずつメジャーになれば、自然と応援活動が職業的好循環をもたらす、とナイーヴに信じて来たものの、そんなに世間は甘くない、単純でもない、と痛感すること幾千回 …。

その一方で、言葉もロクに通じず、配偶者も雇い主も個人的な友人も貯蓄も定収入も、お城を出てからは定宿すらない、ないないづくしの環境で、どういう訳か毎日の暮らしを、むしろ日本にいた頃よりも、深く慈しみ楽しむ術を身に着け、最近はヨーロッパ全体の文化や社会について、その成り立ちやら歴史の裏舞台の痕跡を肌で感じられることが面白くてたまらず、「ワインが私をここまで連れて来てくれたのだなぁ」と、しみじみ別の感慨に耽ることがあります。

 

…で、思うのですよ。

元々私がMoricやUweのワインを発見できたのは、部外者として何のしがらみもなく、生産国や風評、権威に対する色眼鏡なしでワインを評価する姿勢があったから。もし最初からオーストリアのワイン業界にドップリと浸かり切っていたなら、恐らく雑音が多過ぎて、或は主流派が見え過ぎて、業界の異端中の異端である二人に虚心に向き合うことは難しかったかも知れませんし、世界のワインメディア広しと言えども私が言い出しっぺと自認する”エレガント・ブラウフレンキッシュ”の潮流も、こうしてその流れが立派にインターナショナルに認識されるようになるまで、探り当てられなかった可能性もあります。

…であれば、ここはつまらぬしがらみからはちょっと身を引き、オーストリアワイン応援団長の殻も脱ぎ捨て、もっと今、自分が本当に面白いと思うことにコミットしよう、と考え始めました。私が就職した当時のルールに従えば、もう去年で引退の身。既に余生みたいなものですし:)。

 

では、一層とっちらかるであろう酔狂なオバサンの発見や閃きに、今後もゆるゆるとお付き合い下さい。

 

次回はシャンパーニュがテーマの久々のワイン会のお知らせです>>

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久々の"ここは何処でしょう?”

<<前回はフィネス&エレガンス&バランスが秀逸なDuetzのお話でした

 

さて、久々の”何処でしょう?”シリーズ。

下の写真の大瓶をご覧ください。とある博物館に展示されていたワインの瓶。

伝統的2リットル瓶に貼られたラベルには"ローター(赤)・ツィアファーンラーRoter Zierfahnler"とあります。
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ピットナウアー Falstaff誌ワインメーカー・オヴ・ザ・イヤー 2014に! 後篇

<<前回はご近所の畑報告でした

 

それでは受賞記事〆の部分です。

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夏の帰国時イベント

<<前回は帰りの便で巻き込まれたトラブルあれこれ、のお話でした

 

改めて、ただいま〜! ワイン破損のショックと思いきや、どうやら風邪をもらって来た模様。

 

さて、帰国中に皆さんとお目にかかれそうな予定を、決まっているものからまとめておきます。例によって青字は業界限定です。

業界の皆さんとも、ワイン愛好家の皆さんとも、私的友人達とも、再会を楽しみにしています!

  

オーストリアワイン最新動向

日時:     8月2日(土) 18:30~

場所:     西麻布 provinage 

料金:     15,000円 (税、サービス料込)

定員:             8名(主催者1名を含む) 
申込受付:    コーディネイトを手伝ってくれている木村さんまで

概要:     

オーストリアワインの聖地”provinage"でお送りする、オーストリアの今についてお伝えするお食事会。ボトリングしたてのUwe Schiefer Szapary 2012の手持ち帰り、オーストリアの食文化やワインのトレンド vs オーセンティシティを伝える品々等、岩城私蔵のオーストリアを中心に、プロアマ問わず、オーストリアが大好きな方々と共に味わいたいと思います。

 

今、改めてヴァッハウ

日時:     8月4日(月) 19:00~

場所:     シノワ 渋谷店 http://www.chinois.jp/shibuya.html

料金:     13,800円 

定員:             11名 (主催者含む)
申込受付:    お店 tel 03-5457-2412まで

概要:     

「オーストリアは高い、特にヴァッハウは…」と思っている人が多いのでは? 論より証拠。ヴァッハウの東端から西端まで、代表的な気候&土壌のワインを味わってみましょう。オーストリア随一の産地としての魅力は勿論、それ故の保守性など問題点まで、スライドや収穫体験談なども含めてお楽しみいただきます。ほぼ現地でしか入手できないクノルのTBA(しかもトラミナー!)など非常に珍しいワインも、私蔵ライブラリーよりお出しします!

 

涼を呼ぶ夏のネタとオーストリアワイン 

日時:     8月7日(木) 19:30~

場所:     鮓 銀座 壮石 http://www.nishitani-sushi.com/

料金:     13,000円 

定員:             20名 
申込受付:    お店 tel 03-6228-4659まで

概要:     

蒸し暑いからこそ涼を演出するのが得意な日本人。「涼感」にこだわった鮓ネタとお料理に、元々涼しさが売りのオーストリアワインを合わせて楽しみます。特に今回はネタとワインの温度感やテクスチャー&ストラクチャーの相性にまで踏み込みつつ、オーストリアの夏のワイン風物詩や最新トレンドのご紹介も盛り込んで、暑気払いしたいと思っています。

詳細はこちらをご覧下さい。

 

Sommer Spritzer ゾンマー・シュプリッツァー オーストリアワインで弾ける午後

日時:     8月9日(土) 15:00~

場所:     table a day. 

https://www.facebook.com/pages/table-a-day/634286290001799

料金:     未定 

定員:             未定
お問合せ&申込受付:    a day.逗子店 tel 046-871-8171

概要:     

逗子&代々木でおなじみのワイン・ショップ a day.が横浜仲町台に3店目を開店。料理家高谷華子さんのお料理とともにワインが味わえるファン待望の新業態で、その名もtable a day.。開店イベントの一環として、今回はオーストリア・ワイン文化のカジュアルな一面にフォーカス。多彩な泡を中心に、赤のホープ生産者や貴腐に合わせた、ホイリゲやカフェの定番スナック料理を、table a day.アレンジにてお楽しみいただける予定です。

 

<<<滞在後半予告>>>

 

「今見逃せない」ワイナリーご紹介テイスティング

日時:     8月18日(月) 14:00~17:00

場所:     アルルの食堂urura https://www.facebook.com/arurunourura

料金:     無料 

定員:             12名 
申込受付:    岩城までemailにて先着順 ※facebookのgoingでは正式受付とはなりませんのでご注意下さい。

定員:     1次締切8月8日。最終締切8月17日。

概要:     

日本市場進出&定着を希望する有望生産者3つ x 各2種のワインをご紹介する業界限定ミニ・テイスティング。手持ち帰り主体のため、ワインは各1本のご用意となりますので、参加希望される方は、、8月8日までにメールで岩城までご連絡下さい。申込状況により、8月10日以降、一般愛好家の方の参加も受け付けます(ウェイティング可)。

 

予定ワイナリー; 

※ワインは諸事情により予告なく変更する場合があることをご了承下さい。

Karl Schnabel@Steiermark 

07年以来、天候やコンディションに関わらず、亜硫酸完全無添加を貫いて来た、オーストリアとしては異色のワイナリー。独特の石英土壌が生むBlaufränkisch & Chardonnayを。

Muhr van der Niepoort@Carnuntum

アソートが変わりました! ボトリングほやほやのSamt & Seide(velvet & silk) 2012は残念ながら機内破損しましたが、現行ヴィンテージBlaufränkisch  Carnuntum 09と11を比較試飲。

Rosi Schuster@Leithaberg

アソートの変わった2012は秋以降のご紹介とし、今回は現行ワインSankt Laurent Burgenland 10の美味しさを再確認。過去のスタイルで生産された2ワイン―Blaufränkisch Burgenland 08, Blaufränkisch Rusterberg 08―と比較し、彼のスタイルの変遷を辿ります。


次回へ>>

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ウヴェ・シーファー20周年イベント vol.6 オーストリアのロマネ・コンティ=サパリ登頂

<<前回はケーニヒスベアクの様子をお伝えしました

 

やって来ました。Uweとともに来る3度目のSzaparyサパリ! 

今日はいつも車を降りる畑の東部てっぺん付近ではなく、西寄りの南東向きの斜面の一番下から登ります。若木のブラウフレンキッシュが株仕立で植えられている区画です。

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ウヴェ・シーファー20周年イベント vol.5 畑巡り 1.Königsberg ケーニヒスベアク

<<前回は涙のチョチョ切れる超レア・バックヴィンテージ・デイナー後半をお伝えしました

 

前の晩、宿に戻ったのは3時半頃だったですかねぇ…。ディナーの後になにやら別のお酒まで飲んだような記憶もあるような、ないような…。

 

8時過ぎには空港へと旅立った日本人部隊にお別れのご挨拶もできず、2日目イベントのバスが迎えに来る10時ギリギリまで私はダウン…

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ウヴェ・シーファー20周年イベント vol.4 サパリ&ライーブルクのバックヴィンテージにメロメロ

<<前回はディナー前半の様子でした

 

さあ、4つ目のお皿とともに、遂にサパリの登場です。

※因みにサパリはオーストリアのロマネ・コンティに例えるべき畑。ウヴェの区画は若木の比率が高かったため、11年ヴィンテージまではライーブルクが最高値でしたが、12年ヴィンテージより正真正銘フラッグシップ・ワインとなりました。

※後日注:この情報は誤り。12年も従来通りライーブルクはサパリの1.5倍以上の価格で、樽熟成期間もサパリが約2年、ライーブルクは半年増しのままでした。謹んで訂正致します。

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ウヴェ・シーファー20周年イベント vol.3 美味し過ぎてワインが残せない…

※愛用カメラのオートフォーカスが効かなくなってしまいました。当分ピンボケお許し下さい。

 

<<前回はウェルカムドリンクのウフードラーのお話でした

 

メニューを見て驚愕! ウェルカムドリンクと合わせて24種のワイン…。各100mlとしても2.4ℓですから、半分は捨てないと立って帰れないことは明白です。

 

ああ、それなのに最初からシェフの才気を感じさせる素晴らしいお料理! ワインがすすんでしまいますぅ…

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ウヴェ・シーファー20周年イベント vol.2 ウフードラー・フリッツァンテで乾杯!

<<このブログは前回の続きです

 

そんな訳でVie Vinum会場からバスでズュートブルゲンラントに向かう空白の数時間を経て、イベント会場のレストラン“チェンチッチに到着。

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アイゼンベアク再生なるか 最終章 神様の御心は? 後編

 <<このブログは前回の続きです

 

けれど、ドン底を打ったその翌日、彼は他産地から最良のブドウを調達することを決意。その新プロジェクトの味わいは先日試飲する限り、プアバッハはあくまでもピュアな石灰らしいミネラルと余韻、ネッケンマークトはあくまでも堅固な構成、ルッツマンスブルクはここならではの若いうちから官能的魅力…と、まだまだボトルリングまで半年以上を残すバレルサンプルながら、しっかりテロワールの個性を表しているところがウヴェの底力を感じさせる出来だ。

ショートPでドン底に突き落とされた翌日の浅田真央のフリーでの美技を思わせる不死鳥ぶり!!!

 

この2013年ヴィンテージが、単にウヴェにとって悪天候による例外年のラインアップとなるのか、それとも今後は何かと逆風の強いアイゼンベアクは持ち駒のひとつとし、ブルゲンラント全体から素晴らしいブラウフレンキッシュを調達するスタイルへの方向転換の第一歩なのかは、今の時点では明言はできない。

 

ただ、2011年以来病床のウヴェをストーカーのように追い回して、ようやくワインを日本市場に紹介するとろこまでこぎつけた本人としては、どうか読者の皆さんにはウヴェのワインに相応しい、じっくりと時間をかけた楽しみ方をして欲しいし、彼のワインに潜む、相反する繊細さと強靭さを存分に味わって欲しいと願う。

そして、プロの皆さんには、我々はウヴェのワインをその質と労力、そしてその精神性に見合った価格で買い支え、売ってみせることでしか、彼を応援することはできないのだ、という真実にも向き合ってみて欲しい。例えそれが彼を再びより深い「不条理」の奈落に突き落とすことになったとしても。

 

というのも、浅田真央も後日のインタビューで、「あのSPがあったからこそ、あのフリーの演技がある」と語るように、もしかして2013年の不幸は、ウヴェにアイゼンベアク以外のカンバスを与えたい、という、その人が一番輝ける、その人らしさが十全に発揮できる場所へ引き上げるための、神様の計らいなのかも知れない、と私には感じられるから。

 

次回は帰国時イベントのお知らせです>>

 

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アイゼンベアク再生なるか 最終章 神様の御心は? 前篇

<<このブログは随分前のブログの続きです

 

人生の不条理、なんて大仰なことを書いた途端ブログが止まっちゃったじゃないのJ

…っていうか、帰国前はいつも鬼の忙しさ…ま、私の段取りの悪さがこういう時に浮き彫りになるだけの話ですが…で、全く時間が取れませんでしたぁ…。

 

気を取り直して、本題に戻る…ウヴェの話だった?

 

ウヴェに限らず、ワイン産地(多くはド田舎)では抜きんでた存在は村人から後ろ指を差されがち。

「け、俺っちんとこで1リットル€2で売ってるブラウフレンキッシュをあいつは750ml15で売りやがる」でな具合に。

実はそうした輩こそ、その抜きんでた存在(例えばモリッツのネッケンマークトやウヴェのライーブルク&サパリ)のお蔭で産地自体のネームヴァリューが上がり、高値で自分の畑やブドウを買ってくれるとなると、掌を返したようにできるだけ高い値で売り抜けておいて悪びれもしない。

 

多くのブドウを共働耕作の上買い取るスタイルを取るウヴェ等の場合、こうして結局自分のワインが高い評価を受ければ受けるほど、周囲の畑やブドウの価格を吊り上げ、自分の財力では良質のブドウが調達しづらい状況に追い込まれる、という「不条理」に直面することになる。彼の苛立ちや長期にわたる体調不良には、そうした状況に対するやりきれなさも大きく関与していたに違いない。

 

2010年花振るいと年間を通しての低温による不作の後、ウヴェは体調を壊している。そして、2011年&2012年は良作年ながら平年以下の収量の中、ワインが売れることを前提に投資を続けて来たウヴェにとって資金繰りの大変さもさることながら、この辺りからアイゼンベアクDAC発足を巡るいざこざや、共働耕作パートナーとの折合の悪化、ブドウ価格の上昇、優良区画を着々と買い進めるワイナリーの出現…と、「自らのワインがカルト人気を得ることで自分の首を締める」という不条理との戦いが延々深刻化を増すことになる。

 

アイゼンベアクのポテンシャルは、もちろんウヴェ一人で開拓し尽くせるものではない。だからいちオーストリアワイン・ファンとしては、グローサー・ヴァインやヴァハター・ヴィーズラーなど地元の、そしてヴェーニンガーなど外部のワイナリーが続々とアイゼンベアクに色気を出す状況を歓迎したい。こうして様々なワイナリーが素晴らしいワインを世に問うことで、産地への注目度が更に高まり、また生産者間の切磋琢磨により、更なるレベルアップも望めるというものだ。

翻ってウヴェのワインの信奉者であり、彼をよく知る身としては、ウヴェの辛さがヒシヒシと伝わるだけに、やりきれない気持ちもまたひとしお。

 

そして彼は、2013年に雹でアイゼンベアクの9割以上のブドウを失い、地元から思うように不足分のブドウも調達できなかった。

 

神様はつくづく残酷なものだ…。

後編は次回に>>

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アイゼンベアク再生なるか その5 サパリ堂々の成長

<<このブログは前回の続きです。

 

続いて既にボトリングされたワインを味わう。

 

何を間違えたか、最初に出されたのが2012年のサパリとライーブルク。

これまではテイスティングのポイントが「サパリがどこまでライーブルクに近づけるか」に行ってしまいがちだった気がするけれど、今やサパリのレベルはライーブルクと全く対等。両者の異なる個性の対比がより鮮明になった。

純粋なグリーン・シスト土壌に近いサパリは、高い酸と透明度の高い果実味のもたらすテンションが魅力の、いわばラ・ターシュ的個性。一方のライーブルクは静謐さの奥に膨大なタンニン、ミネラル、果実風味をため込んでいるという点ではロマネ・コンティに、サパリより多少重めの土壌が生む、円やかなスパイスや腐葉土的ニュアンスという点では、むしろDRCならロマネ・サンヴィヴァンに例えたい。

 

その後2ランク落ちの2012年ブルゲンラント。「プロだから大丈夫だろ?」と。まあねぇ(^^;

2011年までズュドブルゲンラントと呼んでいたもので、別にブドウの原産地にこの年変化があった訳ではないのだが、狭義のアイゼンベアク産ブドウ100%でないワインを"アイゼンベアクDAC"と呼ぶのがどうしても嫌なのか、2013年を見据えてここから名称変更したのか…。

グラン・クリュ達に較べればはるかに軽量級とは言え、ドライトマトや内気なハーブの香りを湛えたデリケートな個性は、ちゃんとウヴェの味。このレベルのワインを至極お値頃に味わえるこちらの人は本当に幸せだ、と思う。

 

こうしてボトリングされたワインを味わってみれば、いつもは瓶詰め直後にはむっつり押し黙ったままのウヴェのワインとしては、2012年はおしなべてよく開く。とても伸びやかで瑞々しさが好ましいが、一方で凝縮感&緻密さはやや物足りないので、若いうちから親しみやすい反面、2011年に比べると長熟な年ではないのかも知れない。

 

最後にKönigsbergケーニヒスベアク, Eisenbergアイゼンベアク、と、村名クラスのワインを2つ味わった。

ケーニヒスベアクは実に魅力的な出来。深く円やかな果実味はウヴェのワインとしては非常に万人受けする味わい。ウヴェ曰く「ケーニヒスベアクがあるから、僕にツヴァイゲルトは要らない。わかるだろ?」 6000本を11月にリリースし、既に在庫が600本というのも頷ける。

しかーし!

断然ウヴェらしいのは、やや神経質な白コショウやタイムなどハーブ、透明なチェリー香味に品の良い柔らかな塩気を感じさせるアイゼンベアクの方。

 

私的にはアイゼンベアクが断然『買い』なのだが、市場人気は絶対逆だろうなぁ J

 

次回は人生の不条理に迫ります:)>>

 

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アイゼンベアク再生なるか その4 ウヴェ・シーファー大変身!

<<このブログは前回の続きです。最後にブログでフィーチャーした希少ワインが入手できる新企画のお知らせ有り!

 

ローラント・フェリッヒなど、極上の古木区画を探しては地主と共同耕作をするスタイルの生産者達の場合、訪れる度に毎回違った畑のワインが登場することにはもう慣れっこ。だから白のバレルサンプルにグリューナー・ヴェルトリーナーの“チャターベアク”なる新顔畑が出現しても、私は全く驚きも何もしなかった。

 

ところが、だ。

赤最初のワインをカラフェから注ぐウヴェの言葉とグラスから立ち上る香りに、私はブッ飛んだ。

 

“ツヴァイゲルト 2013

 

別に品種間に貴賤をつける積りはないけれど、キャラとしてこれくらいウヴェに不似合な黒ブドウもない…。

ポカンと口を開けて呆気に取られる私にウヴェは言った。

「雹で9割のブドウを失ったから、近隣の農家にブラウフレンキッシュのブドウを売ってくれ、と頼んだんだ。そうしたらツヴァイゲルトも買わないと売らない、って言われたから、仕方ないだろ。心配しなくていいよ。ロシア市場のエージェントが気に入って、大量に買っていったから(ウインク)。」

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アイゼンベアク再生なるか その3 パイオニアの憂鬱

<<このブログは前回の続きです

 

一年振りにウヴェ・シーファーを訪れたのは先月30日、折しもオーストリア中大雪に見舞われた日。ウィーンからアルプスの東端の山の中を通り抜ける長距離バスの車中、「ここまで暗く降りしきられちゃあ、雪景色も撮れやしない」と、ブルーになっていた。

昨年もガスりまくりでサパリの雄大な景色の写真が撮れなかったしかも、昼食に用意してくれたオールド・ヴィンテージがブショネだは、テイスティングしたワインがことごとく開かないは、おまけに抜栓したワインを一度に抱え持ち帰ったお蔭で肩を痛め、そこに五十肩が重なって今も酷いことになっているし…。「もしかして私、ウヴェと相性悪いのかしら?」とため息交じり。

 

実は私は昨年の訪問時以来、彼の心身の健康状態をとても心配していたのだ。

傑出したワインは、高額の看板キュヴェほどすぐに売り切れてしまうけれど、2010年はそもそも天候上売るワインが極少量。11年、12年も平年を下回る収穫量だった。そんな中、売ったワインの利益を愛するアイゼンベアクの畑の買収とコンディション改善につぎ込んで来た彼の焦燥が、言葉の端々に現れていた。

しかも彼の敵は天候だけではなかった。外国人地主を排除したいハンガリー政府、そしてどうやら最も堪えているらしいのが、ウヴェ最愛のアイゼンベアク一帯の銘醸畑(とそのポテンシャルを持つ空地やコンディションの悪い畑)の地主達や一帯の生産者達との軋轢であることが、毒を含んだ彼のボヤキから感じられた。

そこへ持って来て、20136月の雹で彼は所有畑のブドウの90%以上を失っている。

 

アイゼンベアクに近づくほどに強まる雪を眺めながら、いかにも病み上がり風情だった、痩せて目の落ち窪んだ昨年のウヴェを思い起し、私の胸には何か『不穏な予感』が生まれていた。

 

しかーし!

待ち合わせ場所のグロースペータースドーフのバス停で、奥さんとともに車を降りたウヴェの活き活きした目と、差し出す手から伝わる力強さに、私は瞬時にウヴェの健康&精神状態の良さを確信。極悪の天候とは裏腹に、気持ちは一気に晴れ渡った。

 

現地に入るまでは「サパリの雪景色写真撮影」への一縷の望みも捨て切れていなかったし、同畑に株仕立てで植えられた若木の成長具合も確認したいと思っていた。が、更に強くなる雪の勢いを見て畑回りは一切断念。前回とは逆に、ゆっくりテイスティングに時間をかけることにした。

 

そして最初のバレルサンプルの試飲途中から、私は目をむくこととなる。

 

そのバレル・テイスティングの様子は次回>>

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アイゼンベアク再生なるか? その1 大きいことはいいことだ?

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2011年が初ヴィンテージのアイゼンベアクの新進ワイナリーは、その名も Groszer Weinグローサー・ヴァイン、即ち「大きいワイン」と称する。だから今回は名手というよりホープのご紹介。

 

ワイナリーを訪れたのが昨年収穫も間近な912日。

ウヴェ・シーファーの力で世界のワイン愛好家の耳目を集めることとなったアイゼンベアクの特等区画、サパリとサイブリッツ他に畑を有し、56年内には完全有機農法を目指し、勤勉な独人ワインメーカー、マークス・バッハを擁し、おまけにしっかりとした資金的裏付けを持つこの幸運なワイナリーのワイン達は、初ヴィンテージとしては非常に高い完成度で私を驚かせた。(※母胎のワイナリーがあるし、マークスは前ワイナリーからの留任なので、本当の意味の初ヴィンテージとは言えないのだが)

 

普及価格のブラウフレンキッシュは、ズュドブルゲンラントらしいクールで生き生きとした果実味と、ほど良く抑えたタンニンのさじ加減が好ましい。

白もヴェルシュリースリング7割にヴァイスブルグンダー、グリューナー、ムスカテラーの加わる、ウィーンとはまた趣の異なる、しかしながらこちらもキリっとしたミネラル感溢れるゲミシュター・サッツだ。

フラッグシップの2つの単一畑ものは、サパリのテンションとサイブリッツの鷹揚さ、という両者の対比がバレルサンプルの時点で既に華やか。やるなぁ。

 

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シルヒャーの王者ライテラー1年振りの再訪

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取材報告第二弾は同じくヴェストシュタイヤーマークより、やはりシルヒャーの生産者、ライテラー。

2004年春、2009年春、2012年9月14日(=プリセスの誕生日)、に続いての再訪です(前回の訪問記はこちら)。

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余裕だよなぁ…グンポルツキアヘェン 後篇

さて、お祭りの様子をお伝えしておきましょう。

▶このブログは昨日の続きです

お祭り通り両端出入口とほぼ真ん中の3カ所ににしつらえられた食べ物屋台から、グリルヒューナー(ローストチキン)やら、バックヘンデル(≒チキンカツ)やら、シュヴァインハクセ(≒骨付きグリル豚:ここでは違う名前がついていましたがそれは失念)やらを注文し、サラダやらポテト料理やらもお好みで調達。皆思い思いにお気に入りのワイナリーの前の飲食スペースに陣取って、思い思いのワインやらボウレ(果実入りワインパンチみたいなもの:ここでもワインの高い酸が味わいの決め手)やら、町自慢のコンディトライ(お菓子屋)のスイーツなどを飲み食いしながら、お喋りを楽しみます。

 

下手糞なドイツ語で「あれは何? これはないの? 半分でも買える? 骨は抜いて。クレン(西洋山葵)どっさり。ゼンフ(マスタード)は甘口でね。野菜はえっと、ズッキーニ、じゃなくってキュウリは抜いて…他は全部、そうそうトマト多めでその豆は少しにしてね。勿論ザワークラウトは入れて…」てな具合に延々屋台のおばちゃんとくっちゃべり骨を外してもらった豚肉の量の多さに目を丸くするプリンセス達を、自分も順番を待っているのに全くイライラする風でもなく微笑みながら見守り、「マールツァイト」(訳に困りますが、「楽しんで召し上がれ」みたいなものか)と声をかけてくれる同年輩の男性…。

 

ステージではゆるーい民謡調ポップス中心のバンドが生演奏。”ワイン王”の従えるブラスバンドが、お祭り通りを行進して行きます。

…脳味噌の髄からたわみそうな、ゆるゆるにローテンションの悦楽 : )

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余裕のよっちゃん、グンポルツキアヘェン 前篇

プリンセス、グンポルツキアヒェンを巡ってずっと不思議に思っていたことがありました。

 

テルメンレギオン、特にグンポルツキアヘェンは、1世紀ほど遡ればオーストリアを代表する辛口白ワインの銘醸地だった、と生産者からも聞きましたし、書物にも書いてあります。

 

…それなのに、プリセスを圧倒して来た白はと言えば、ヴァッハウ、クレムスタール、カンプタール周辺の原成岩土壌に植えられたブドウから造られるワイン達が中心。後はライタベアクのヴァイスブルグンダーと百歩譲ってシュタイヤーマークのヴェルシュリースリングやクール・アロマティック系、そしてビオ&アンフォラ系…。オーストリアワインが国際市場を席巻する過程にあっても、何故かテルメンレギオンの白は忘れ去られたかのよう…(勿論Stadlmannシュタードゥルマンなどの例外はあるのですが)。

 

ウィーンが世紀末文化を謳歌する頃、最も有名な辛口白ワイン産地だった場所が、何故150年くらいの間に、なんだか目立たない産地になってしまったのか。

 

そしてもうひとつ不思議なこと。グンポルツキアヒナー(グンポルツキアヘン産ワイン)を構成する2つの地場品種(=Zierfandler ツィアファンドラー & Rotgipfler ロートギプフラー)は、何故ここにしかなく、他のオーストリアのワイン産地では育てられないのでしょう?

 

そんな疑問を抱えつつ、昨日日曜はグンポルツキアヒェンのノイシュティフトガッセで行われるヴァインフェスト・グンポルツキアヒエン(ワイン祭)に行って来ました。

バーデンの街からは5-6km。自転車で20分ほどの、一山越える感じで丁度良いエクセサイズ? ウソ : ) アラフィフには結構辛い丘越え…

 

まず、観光案内所とワイン生産者組合の案内所を兼ねた"i"を訪ねてみれば…。

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新DACは話題のヴィーナー・ゲミシュター・サッツ!

8月19日に誕生したオーストリアの最新DACは、日本でも人気抜群のヴィーナー・ゲミシュター・サッツ。

 

…その規定によりますと;

ヴィーナー・ゲミシュター・サッツの新規定は少なくとも3つの白の高品質ブドウ品種がひとつのウィーンの畑に混植され、ブドウ畑登録にヴィーナー・ゲミシュター・サッツとして登記されなければならないと定めている。ワインに使用されるブドウは、いかなる単一品種も50%のシェアを超えてはならず、3つ目の品種のシェアが少なくとも10%なければならない。また、ラベルに表示されるアルコール含有料は12.5%を超えてはならない。ワインは辛口ではっきり認知される樽のニュアンスがあってはならない。


ウィーンを代表するワインがGemischter Satzであることにはプリンセス、微塵の異議もありません。

 

しかーし!

 

>少なくとも3つの品種、ってちょっとあまりにも手ぬるくありません??


いかなる単一品種も50%のシェアを超えてはならず

ということは、逆に言えば半分グリューナーでも、半分ミュラー=トゥルガウやゼームリンクみたいなお邪魔虫にされがちな品種でも、ソーヴィニヨン・ブランやゲルバー・ムスカテラー、トラミーナーみたいなアロマティックな品種が半分占めていてもヴィーナー・ゲミシュター・サッツな訳ね??

 

で、もっと不思議なのが

>3つ目の品種のシェアが少なくとも10%なければならない

って、これ、本当に10品種以上混植しているような、例えばヴィーニンガーのGS Nussbergみたいな正統派のゲミシュター・サッツの場合、3つ目が10%以上にならないことだってあっても、品質や正当性の妨げにはちっともなりませんよね??? 

まあ、2品種で9割り以上占めたりしたらそもそもお話にならない、っていうのは判りますが…なんだか話のレベルが低くございませんこと?

 

グリューナー50%、シャルドネ30%、ソーヴィニヨン・ブラン20%、みたいなヴィーナー・ゲミシュター・サッツって有りですかぁ? 

グリューナーをミュラー=トゥルガウに代えると更に許し難いし、ソーヴィニヨン・ブラン40%、シャルドネ30%、ユービロイム30%なんて組み合わせも相当気持ち悪い…

 

更によくよく考えると狐につままれた気分になるのが

>ひとつの(originalは”in einem Wiener Weingarten”, "one vineyard in Vienna")ウィーンの畑に混植され

の記述。『ひとつ』って、どのくらいの広さまでひとつと認められるんでしょうか。上級クラス、つまりヴィーナー・ゲミシュター・サッツより更に狭い畑の範囲である"ヌースベアク"ですら、グロースラーゲであって単一畑ではありません。ましてやよりベーシックで大量に生産されるヴィーナー・ゲミシュター・サッツが『ひとつの畑から同時に収穫される』って、常識的に考えてプリンセスには信じ難いのですが…。

これって実際にはウィーンのどこにある畑でもヴィーナー・ゲミシュター・サッツの畑として登記さえしておけば、ウィーンの畑皆兄弟、我々ウィーンの単一の畑、って扱いになる、ってことですかね、きっと : )  それとも”One vineyard”は、ウィーンに「或る」畑、と解釈すべきなんでしょうか?

 

そして更に「騙された」気分になるのは規定のどこを見ても「一度に収穫して混醸」の言葉が見当たらないことです。別々に醸造したバッチをブレンドすることを禁ずる文言もありません。

 

…ってことは、3品種のブレンドをヴィーナー・ゲミシュターサッツと呼んでも法には触れないのか???

 

Hajszan Neumannハイシャン・ノイマンのStefan Hajszanシュテファン・ハイシャンによれば、ゲミシュター・サッツがミシュヴァイン(混ぜこじゃワイン=蔑称)と呼ばれていた2000年代初頭までは、多くのゲミシュターサッツがヴァインフィアテル産のバルクのグリューナーとブレンドされ、当時人気絶頂品種だったグリューナーとして世に出ていた、とか。

…となれば、一転、現在のようなゲミシュター・サッツ人気になると、少し前グリューナーとして、或いはシャルドネやミュラー・トゥルガウとして売られていたワインがゲミシュター・サッツに変身して市場に出る可能性も高い、ということ?

 

なんだかこの規定は、それをやりやすくしている側面があると勘ぐってしまうのは、ここオーストリアで何かと世知辛い思いをしているプリセスだけでしょうか…。

お城ワイナリーの御爺ちゃんペーターも「Ugh、ヴィエニーゼ! 政治的策略の天才ヴィエニーゼ…」って溜息ついていたしなぁ…。

 

※ 余談ですが別項に「ヴィーナー・ゲミシュター・サッツDACは単一畑名呼称で販売することもできる。この場合アルコール含有量は最低12.5%で、ラベル表示されねばならない。ワインは“辛口”のテイスティング特性に合致する必要はなく、収穫翌年の3月1日より前にリリースすることはできない。」とあるのですが、果たしてヌースベアクはこの場合単一畑名扱いになるのでしょうか…? それともあくまでローゼンガートゥルやヴァイスライテンみたいな本当の単一畑ものだけが畑名ワインで、ヌースベアクはヴィーナー・ゲミシュターサッツに過ぎないのでしょうか。

プリンセスとしては畑名もですが、アルテレーベンの樹齢規定をしっかりして欲しいところでした。

 

色々突っ込みたくなる箇所満載なヴィーナー・ゲミシュター・サッツDAC規定。

…信頼のおける生産者のものを自己責任で選びなさい、ってことですね : )

 
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2011年は柔和さが魅力の、若く飲んで美味しい年

実は月曜にシノワで行われたお食事会報告をしようと思っていたのですが、アップ直前に2度文章が忽然と消える、という事態に直面し、やる気を失ったプリンセス。

 

そんな訳で発見だけを箇条書きで書き留めておきます。ヴィンテージ表記のないワインは全て2011年です。

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ヒルシュ バックヴィンテージ・テイスティングを振り返る 最終章 愛好家編

そうそう、忘れた頃のご報告で申し訳ありませんが、前回帰国時のヒルシュの業界向けヴァーティカル・テイスティングの後、夜は愛好家向けお食事会を催したのでした。

 

そこではHeiligensteinの東隣に並びたつGaisbergガイスベアクのリースリングのミニ・ヴァーティカル――プリンセスのプライヴェート・セラーから04, 07, 09を供出――に、ハイリゲンシュタインの03&GVラム06のマグナム、という輸入元エステート・ワインズに在庫のある銘醸ワインを取り交ぜ、シノワのワインに合わせたコース・メニューとともに楽しみました。

 

Heiligensteinの陰に隠れて知名度的には地味なGaisbergガイスベアクですが、お城ワイナリー シュロス・ゴーベルスブルクにとっても非常に重要な畑。その優しい持ち味と、特に乾燥した年に瑞々しさを表現できる唯一無二の個性を感じていただけていたら嬉しいです。味わい的に和食、そして価格的にちょっとグレードを上げたい家飲みに…と、エアステ・ラーゲの素晴らしさを生活に取り入れて欲しい、というプリンセスからのメッセージは伝わったかなぁ?

 

シノワ渋谷店の個室の高い壁面が思わぬ迫力の大スクリーンとなり、お料理とワインのマリアージュ具合も最高! 初対面の方もいらしたのですが、オーストリアワインについての様々なご意見やご質問もいただき、とても充実した時間でした。

そうそう、Zaltoツァルトー対Riedelの、ともにオーストリア産グラス対決も面白かったですね。旧友でアカデミー・デュ・ヴァンの超人気講師であるKさんから「カリガラス(ZaltoやLobmeyr)は、ワインの味わいに縦に垂直な伸びを与え、鉛クリスタル(Riedel)は横の膨らみを与える」という解説をいただき、実際味わいがその通りなのにも感心。

 

ご参加下さった皆さん、シノワの皆さん、本当に有難うございました!

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ハイディのBAはバイク便に乗って… ワイン・ディナー@サンパ

47日、サンパでのワイン・ディナーは、日曜の夜、ちょっと早めの時間から始まりました。

サービスを仕切る飯岡さんはシノワ・チルドレンの一人で、オーストリアは普段からよく使ってくれているそう。お客様の数集めにイマイチ自信のないプリンセスに「岩城さんの知名度だったらすぐに集まりますよ(え? プリンセスって、オーストリアワインって知名度あるんでしょうか???)」とも言っていただき、大船に乗った積りで開始1時間前くらいにお店に入り、早速プロジェクタのセッティングやらワインの確認やら…。

 

…嵐の前の静けさ…

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鮓ネタ傾向別ベストパートナーを探そう@銀座壮石 その2

シャブリ (Chiblisienne)vs ゲミシュター・サッツ(Mayer am Pfarrplatz)の意外な展開のお話でした。

 

まず、同系列と思っていた2種のワインが、思っていたほど「似ていない」ことに改めてビックリ。カリカリしたミネラルは圧倒的にゲミシュター・サッツの方が多い。一方のシャブリは、ミネラル感より柑橘系の風味が豊か。因みにこのシャブリ、酒販問屋Iさんに「一番よく出る」ワインをリクエストしました。うーむ、とにかくこの柑橘風味はシャブリに限らず受けがいいらしい…。

余談ながら、グリューナーでもやたらこの香りの強いワインが日本のプロには人気で、プリンセスは愕然としたことがあります。え? 何故愕然とするんですか、って? …この柑橘風味は、テロワール由来でも、おそらくブドウ品種由来ですらない、醸造過程で生成された第二アロマ(酵母や低い発酵温度で強調される香り)のはず…、だからです。

シャキっとしたミネラル感と、何より「その土地らしさ」を愛するプリンセスとしては、圧倒的にワイン単体としてはゲミシュター・サッツの方が好みでした。

ところがサヨリと鯛を食してみれば、どちらの白身もプリンセスの注文通り実に繊細で口当たりも滑らかシャブリの緻密で滑らかなテクスチャーがぴったりと寄り添います。対するゲミシュター・サッツのミネラルは思ったより「ワイルド」で、カリカリのミネラル感はテクスチャー的に上品な刺身とはいまいちシックリ来ません。

これは驚きでした!

ゲミシュター・サッツは粗塩を振っただけで焼いた川魚や地鶏などと豪快に飲み食いした方がいいワインだと、この時心底から納得しました。そう言えばウィーンっ子ってホイリゲでガッツリ食べてるもんなぁ…。

ただし、ゲミシュター・サッツというのは面白いワインで、ベーシックな方からWiener Gemischter SatzNussbuerg(グロースラーゲ)→単一畑、と格を上げれば上げるほど、重量感より軽やかさが増すのが本来の姿。次回繊細なネタに合わせる際には、日本上陸間もないHajszan Neumannハイシャン・ノイマンの、未輸入の北西向き単一畑Weissleitenヴァイスライテンを合わせてみよう、などと妄想を膨らませるプリンセスでありました: )。

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ヒルシュのバックヴィンテージ・テイスティングを振り返る その4 業界向テイスティング 後編

セカンドフライトはカビの害の多かった08年のラム、そしてハイリゲンシュタインを09, 07で比較し、09についてはガイスベアクとも水平比較する、という趣向。

そしてサードフライドはラム06、ハイリゲンシュタイン03、ガイスベアク06、と何故か暖かい年のグレートヴィンテージと、酷暑の痕跡をリリース当初は酷評された年…と暖かい年ばかりのオールドヴィンテージ・フライトと相成りました。

 

こうして書くと「いかにも」そのように企画したかのように自然に聞こえますが、かき集めたワインから、なんとか筋道を立てるべく、畑毎にやろうか、品種毎に並べようか…、つまりミニ垂直を連ねるか、ミニ水平を連ねるか…と、ジグゾー・パズルのように前々日にフライトを組み立てたプリンセスの苦悩を、ここは偲んでいただきたい : )

 

驚いたのは、オーストリアマーケティング協会のサイトから拝借したヴィンテージ・チャートの画像を映し出した瞬間、あちこちで携帯カメラのシャッター音やフラッシュが炸裂したこと。実はプリンセス、このテのチャートがいかに実際のワインの品質や性質を反映しないかの見本として、使っていたのですが…

 

評価があてにならない実例を2つ挙げておきましょう。

点数低めの08は、確かにカビの害の多い、ブドウを育てるのが難しい年ではありましたが、選果をしっかりするワイナリーにかかれば、多めの雨によって根にたっぷりと取り込まれたミネラルが土壌個性をひと際よく映す、果実味よりミネラルの勝った、実に通人向けの味わいになっています。この日のGV ラム 08のように…。

プリンセスも含めたメディアが酷評した03にしても、実際リリース直後は熱苦しさの痕跡がありありで、どうしても好きになれなかったけれど、そして今でもリースリングとしては異例に酸がおだやかで、正直オーストリアン・リースリングの典型とは言えないけれど、10年を経てそれなりのいいバランスになっていました。不評の03をとっとと市場から引込め、昨年になってようやくリリースしたワイナリーの英知を称えたい、と思います。

 

最後に、その03年についてあと2点、記しておきたいことがあります。

ひとつは、03という年は、夏の猛暑とは一転、秋から晩秋の気温は近年で最も低く、初雪も最も早かった年だと言うことです。夏の高温に大慌てをして、フラッグシップのワインですら9月中に収穫を済ませるところが目立ちましたが、慌てふためき組は負け。プリンセスお気に入りのトップワイナリーは一様にじっくり収穫を待ち、現在議論は「初霜の直前に収穫した方が出来がいいか、霜を待った方が勝ちか」へと移っています。因みにヒルシュは前。ブリュンドゥルマイヤーは後。…うーん、どっちも10年を経た今まだまだ驚くほどエネルギッシュな素晴らしいワイン達です。 

そしてもうひとつはルーディ・ピヒラーがプリンセスに語った「それぞれのワインにはそれぞれに必要な時間というものがある」という言葉。 


ワインを愛する全ての皆さんに覚えておいていただきたい真実です。

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ヒルシュのバックヴィンテージ・テイスティングを振り返る その3 業界向セミナー前編

「鉄は熱いうちに…」とかなんとか言いながら、ヤボ用が重なりまくって、旧PC Think-Padは壊れて、新PC Ultrabookには弄ばれて…ヒルシュのテイスティングからもう2週間が経ってしまいました。

 

実はこのテイスティング、本来リースリングハイリゲンシュタインの垂直(02, 03, 06, 07, 09, 10, 11)に、0911の直近3ヴィンテージだけガイスベアクも絡める、という構成を予定していました。

ところが、会場のシノワにワインが納品された開催2日前になって、予定していたワインの半分余り「届いてない」ことが判明。過去のサンプルは勿論、輸入元エステートワインズの倉庫から社長&社員のプライヴェート・セラーまで探してもらってバックヴィンテージをかき集め、お越しいただく方々をガッカリさせぬよう、告知したバックヴィンテージというコンセプトとワインの総種類数だけは帳尻を合わせた、という実は冷や冷やもののテイスティング・セミナーとなっていました。

しかも、わざわざこの日のセミナーのためにハネスを訪ね、テイスティング予定のワインの各ヴィンテージと、各々のハイリゲンシュタインの特徴をこと細かに聞き出して来ていたのに…半分以上のワインが、品種が、ヴィンテージが違う…という、話をする側にとってもなんともやりにくーい状況。

 

にもかかわらず、セミナーを終えたプリンセスの気持ちは実に晴れ晴れしていました。理由は、ワインがそれぞれのヴィンテージと土壌や畑ごとの局地気候の特徴をよく映し出した素晴らしいものだったことに尽きます。


では、振り返ります。リストは下に添付しておきます。

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プリンセスの人生を変えたワイナリー、ヒルシュ

Foodex~大阪~名古屋と続いた鬼のロードもあとひと息。プリンセス東京に戻って参りました。

そこここのセミナーやらワイン会に来て下さった皆さん、本当に有難うございます!
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冷涼ワイン原理主義者達よ、額づくべし!!――ウヴェ・シーファー訪問記 エピローグ

そしてプリンセス、50ml程度しか注いでいない4本のワインと購入したReihburg 08が1本入った6入段ボール箱を片手に抱え、お城へ乗り継ぎ、乗り継ぎ帰途につきました。荷物がひとつ増えると必ず何か置いてきてしまう困った習性を持つプリンセス帰り道はとにかく財布といただいたワインを持ち帰ることだけに集中:)しました。

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あは! 見破られてました:)―― ウヴェ・シーファー訪問記 第5章

セラーでの驚きからプリンセスが回復し、テイスティング・ルームへの移動を促されつつ、ウヴェがプリンセスに尋ねます。「帰りのバスの時間は?」

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ウヴェ・シーファー訪問記 第4章 バレル・テイスティング

ウヴェを訪ねたのは1月の10日。この時点で、秋にボトリング予定の赤看板畑の2011年のメインブレンドは既に終わっていました。つまり、2,3の特殊な樽を除いてほぼブレンドが完了した状態です。

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こんなとき、あなたなら?――ウヴェ・シーファー訪問記 第3章

サパリの土霊?に力づけられたのか、ウヴェは、ヘル(綴りはHöllですが)という町を通り抜けながら、「ヘルの町長の名前はデヴィルだったんだよ。」などという軽口まで叩きながら、「2012年は2011年同様暖かい年だけれど、よりアルコールと酸とのバランスの取れたグレートヴィンテージだ」と嬉しそうに語ります。

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ウヴェ・シーファー訪問記 第2章 アイゼンベアク“グランクリュ”巡り

アイゼンベアクの山を眺めながらウヴェは言います。

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ブルゴーニュ全体をヴォーヌ・ロマネと呼べますか? ウヴェ・シーファー訪問記 第1章 アイゼンベアクDACにモノ申す

おっとその前に…。
車はワイナリーのあるヴェークラースドーフを素通りし、HannersbergハンナースベアクKönigsbergクーニヒスベアクの畑を掠めます。
道を挟んでほとんど連続するこの二つの畑は、前者がスレートで後者がこの辺りには珍しい石灰土壌。

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忘れていません! ハイサン=ノイマン セラー&テイスティング編

畑からワイナリーに向かうと、ベートーヴェンハウスで名高いマイヤー・アム=プァールプラッツのある広場が現れ、その先の突き当りにハイサン=ノイマンはありました。

なぁんだ、目と鼻の先ではないですか!
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ロージー・シュスター訪問記 その4 驚きのカレント・ヴィンテージ、08 ブラウフレンキッシュ

ハネス・シュスター最終章。いよいよワイナリーに戻ってテイスティングの巻。
伸び盛りのワイナリーならではの驚きと発見に充ちた時間を、できるだけかいつまんでお話しします。

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ロージー・シュスター訪問記 その3 静かなるアンファンテリブル

この辺でプリンセスがハネスと回った場所を地図で確認しておきましょう。

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ロージー・シュスター訪問記 その2 ブラウフレンキッシュ古木プロジェクトの障害とアドヴァンテージ

ブログ読者の皆さん、明けましておめでとうございます!

皆さんはまだ三が日ということでお屠蘇気分だと思いますが、お城ワイナリーは昨日2日から営業開始。新年の挨拶も、「良いお年を」という意味では何度も使いましたが、日本のように年が明けたことに対する「お目出度い」という感覚や感慨は、挨拶を観察していても薄いように感じます。

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ワインディナー@ラ・グラップ in 西麻布 

こちらは昨日土曜からクリスマス休暇に突入。
連日雪が降り、町はシンと静まり返っています(…っていつものことか:)

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2012のエアステ・ラーゲ、続々とテスト・ブレンド完了!

お城周辺はすっかり冬景色。

去年もそうでしたが、セラーへ降りるドアが開け放たれ、冬の冷気にタンクや樽を触れさせる時期となりました。
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親友の還暦祝@ミシェル・ブラス トーヤ・ジャポン

話は1カ月以上前に遡りますが、今年収穫のフィナーレを見届けずに日本へ帰国したのには、実は訳がありました。

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冷涼ワインと極北ワイン―自信を持って後ろを向こう!

「有料アップグレードせねばブログに写真がアップできない!」と激怒していたプリンセス。
facebookつながりのH氏が教えてくれたリンクから、一定サイズ以下の写真はピカサへのアップロードとしてカウントされないことを知りました。であれば、H氏のアドバイスに従い、オーバー分だけ既アップ写真のサイズを削って再アップし直し、今後はカウントされないサイズで写真をアップし続ければいい訳です。

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グリューナーとリースリング。この雲泥の差!

空港へ向かう前に、早起きしてせめてラムの収穫風景の写真だけでも、と思っていたのですが、残念なことに今朝は冷たい雨。収穫は午後からになってしまいました。

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お城の隠れた主役、ガイスベアク&レンナー。今年の果汁はビューティフル!

明日日本へ旅立つプリンセス。オーストリアでのブログはこれで最後になるでしょうか? 
さて、今日は気持ちの良い秋晴れ。お城ワイナリーでは昨日、今日と引き続きRennerレンナー畑のグリューナーを収穫しています。

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プリンセス、華麗なる変身を遂げるの巻

前回のブログを読んだお仕事関係者から「岩城さんのお仕事って大変なんですね」と、マジに同情されてしまったプリンセス : )

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本日収穫なし…一体何を待っているんでしょう?

プリンセスあと1週間ほどで日本に帰ります。
貴腐やアイスワインはともかく、辛口用ブドウの収穫見届けてから帰ろう、という魂胆です。

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ハイリゲンシュタインの秘密 その1 スペシャルの3乗

昨日はプリンセス、Heiligensteinハイリゲンシュタインの収穫をしてきました。

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収穫期に雨・雪が降ると…?

プリンセス、こちらに来る前の10年近く、ワインスクールで教えていました。そしてしつこいくらい、「収穫期に雨が降ると一年の苦労が台無し」みたいなことを話していました。

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ローラント・フェリヒ“モリッツ”――クオリティーの秘密に迫る その6 セラー大公開

ブルゲンラントというのは、よく言われることですが、オーストリア中で最も貧しい地域だと。ネッケンマークトもそんな、いかにもミッテルブルゲンラントの寒村、という感じの何の変哲もない小さな村です。畑のある高台から村落に降り、小川の近くで車を降りました。

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ローラント・フェリヒ“モリッツ”――クオリティーの秘密に迫る その5 ネッケンマークトの土壌と古木畑

ローラント・フェリヒの自宅でのテイスティング中、外は変わらず大雨。しかも、前回の訪問時は、なんと大雪で畑が見られなかったのでした(泣)…

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ローラント・フェリヒ“モリッツ”――クオリティーの秘密に迫る その4 メチャ旨 ホームメイドパスタと驚きの03

ローラントの奥さんダグマーは、コケティッシュな魅力に溢れる楽しい女性。今ではプリンセスとはちょっとしたピアノ弾き友達です。

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ロージー・シュスター ”正調"ザンクト・ラウレント

テイスティングを始めた頃、ローラントに電話が入りました。「今、日本のワインジャーナリストとテイスティングをしているけど、一緒にどうだい? OK? だったら、君のStラウレントも持ってこいよ」と言っています。
そして、丁度ブラウフレンキッシュ レゼアヴェを味わっているとき、ハネス・シュスターが到着。一緒にアルテ・レーベンを味わいました。

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ローラント・フェリヒ“モリッツ”――クオリティーの秘密に迫る その3 ルッツマ ンスブルクの官能的魅力にぞっこん…

さて、いよいよテイスティングは、モリッツの名を世界にとどろかせたブラウフレンキッシュへ。

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ローラント・フェリヒ“モリッツ”――クオリティーの秘密に迫る その2  侮れないブルゲンラントの白

ミュレンドーフ駅でローラントの車にピックアップしてもらった時点で、外はドシャ降り。「とにかく自宅でまずテイスティングを」ということで、グロースヘーフラインの教会の隣にあるお宅にまずお邪魔したプリンセス。

 

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ローラント・フェリヒ“モリッツ”――クオリティーの秘密に迫る その1

10月16日(火)。月曜は電車不通によりクラッハーさんちからのお呼ばれを断念。この日はオーストリア最高峰の赤を造るローラント・フェリッヒを訪問予定になっていましたが、朝から全国的な大雨…


プリンセスなんだかバッドラックに付きまとわれているかしら? 

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ウィーン飲み食い事情 その3 グリューナウアー

え? まだ行ったことないの? と、何度かワイン関係者に驚かれた店。

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シュロス・ゴーベルスブルク 生産ライン大公開

前回のブログにも書いたように、お城ワイナリーでは白のベーシックラインと赤の収穫が終わり、白の単一畑、エアステラーゲの収穫へと入って行く前の、ちょっとした小休止状態。
これからクライマックスシーンを色々ご紹介する前に、我がお城ワイナリーことSchloss Gobelsburgシュロス・ゴーベルスブルクの生産ラインをご紹介しておくことにします。

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オーストリア 2012年ヴィンテージ中間報告 見え方が変わって来た2年目

昨年は、とにかく1ℓワイン以外の全てのお城ワイナリー白ワイン畑で、収穫作業に参加することに命をかけたプリンセス。今年はお城ワイナリーの収穫は赤とエアステラーゲの一部に留め、セラー作業をできるだけ観察することと、カンプタールの他ワイナリーや、他産地の違った品種やスタイルのワインになるブドウの収穫に重点を置くことにしました。

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再びアハライテン―2011のディーヴァはようやく微睡からお目覚め?

年末までには日本市場にお目見えしそうなRudi Pichlerルーディー•ピヒラーの2011年ヴィンテージを味わうのは、プリンセスこれで3度目になります。そのうち2回がアテンド通訳としてで、6月に一度だけ一人でワイナリーを訪れ、きちんとテイスティング・ノートを取りながら全種を試飲しています。

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ルーディ・ピヒラー ヴァイスブルグンダー スマラクト1993

丁度一週間前のお話です。G夫妻と畑を見た後はテイスティング。

いつもの通り、FederspielからSmaragd Terrassen、そしてシングルヴィンヤードへ、とGVを味わい、途中にWeissburgunderヴァイスブルグンダー(=ピノ・ブラン) and/or Roter Veltlinerローター・ヴェルトリーナーを挟んで、リースリングをGVと同様の順番で試飲します。
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アハライテン by ルーディ・ピヒラー: 落とす、残すの厳格な判断

Rudi Pichlerルーディ・ピヒラーの本拠はヴェーゼンドーフ。ヴァッハウの西奥から2番目の町。つまり、シュピッツに続いて冷涼な場所にあります。
けれど彼のフラッグシップ畑のAchleitenアハライテンがあるのは、そのまた2つほど東に進んだWeissenkirchenヴァイセンキアヒェン(PragerのToni Bodensteinが市長を務める)。

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クリスティアン・ライテラー…シルヒャー&シルヒャー・ゼクトの立役者 その3

プリンセス、先週の水曜からずっと実質的にお城を空け(寝にだけ帰った日もありましたが)、あちこち飛び回っており、書きたいことは山のようにあるのですが、まずライテラー訪問記の落とし前を付けておきましょう。

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クリスティアン・ライテラー…シルヒャー&シルヒャー・ゼクトの立役者 その2

さあ、シルヒャーのテイスティングです。
最初はシルヒャー・クラシック(或いはクラシーク)2011。木イチゴ、カシスなどコンパクトでクールなシルヒャー独特の香り。ヴィンテージ柄、比較的優しい酸…とは言っても、他のワインにはない凛々しい酸。
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冷涼ワイン原理主義者必飲、シルヒャーの魅力

ところで、Schilcherシルヒャーって普通のワイン飲みの間でどれくらい知られているんでしょう? おそらくマイナー中のマイナー・ワインなのではないか、と : )

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シルヒャー&シルヒャー・ゼクトの立役者、クリスティアン・ライテラー その1

9月14日(金)、そうそうお誕生日ディナーの前に、プリンセスはシルヒャーの王者クリスティアン・ライテラーを遥々ヴェストシュタイヤーマークまで訪ねてきました。

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シュタイヤーマークお誕生日旅 その1 ディナー@シュタイラヴィルト

先日のシェーンベアガー20周年記念イベントですっかり仲良しになった、ギター・コンサートのオーガナイザーであるエルマーから、「14日は誕生日だよね。食事の美味しいシュタイヤーマークで、ワインでも一緒に飲まない?」とお誘いを受けました。


それって、もしかして百年ぶりラヴ・アフェアの予感???

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ドルリ・ムア, “ストーリーテラーオヴ・ワイン” その2 アンフォラ到着!

<<その1こちら

 

さて、掘立小屋ワイナリーに到着してみれば、ワイナリーにはなんとカティだけでなく、旦那さんのアンドリュー・ロランドご本尊、そして夫妻の友人が待ち受けていました。

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ドルリ・ムア“ストーリー・テラー・オヴ・ワイン” その1 エレガント・ブラウフレンキッシュの誕生

せっかく都にまで上って金曜の大ドジだけに終わってしまったなら、あまりに悲惨…。けれど、あのテの失敗は子供の頃から繰り返して慣れっこなプリンセス。翌日はケロリと元気を取り戻し、午後からカルヌゥントゥムのムア・ファン=デア・ニーポートを訪問。超充実の一日を過ごしました。

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お城ワイナリー、1ℓワイン用ブドウの収穫から始まりました!

今日から予定されていた収穫、…と言っても1ℓ瓶ワインにブレンドするミュラー・トゥルガウですが…が、午後からたった5人のスタッフで始まりました。仮始動、って感じですね。

去年はゼクト用のシャルドネが確か最初でしたが、今年は霜の影響で、おそらくゼクトに回せるブドウは、ないか極少なはず。それで、地場消費向1ℓビン用ブドウからの収穫となっている模様です。

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シェーンベアガー創立20周年記念イベント その5 チョー気持ちいい!

イベントの翌朝、まだお酒の抜け切らぬ上機嫌で坂道をハミング&スキップ状態で町の中心部に向かって下りると、昨日すっかり仲良くなったエルマーに車中から「こちは」と妙な日本語で声をかけられます。で、シェーンベアガーに行くなら乗って行け、と。彼も今アルコール検知器にかけられたら、一気にアウト、という風情。プリンセス、今はまだギュンターはワイナリーだから、と答えるも、じゃあワイナリーまで乗せて行くから、というエルマーの親切に甘えることにしました。

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シェーンベアガー創立20周年記念イベント その4 一匹狼達の意外な接点

ああ、もうあの衝撃的ショーから丸々1週間が過ぎてしまったのですね…。
プリンセスが、シェンベアガーの2000年グリューナー・ヴェルトリーナーの、はっきり樽が強くかかっているのに、とっても美味しい訳を酔っぱらった頭で考えているときに出会ったそのヒトは、下の写真に映っています。
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シェーンベアガー創立20周年記念イベント その3 ディナー@Andrea Casarda

のっけからイキナリ物凄い写真で恐縮です : )
そうなんです、そういうディナーだったんですよ…って、いえいえ(…と、書きながらも狼狽するプリンセス)…

最初は粛々と始まりました。ギュンターの挨拶、ビュッフェスタイルの前菜とワイン…。

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夏休み畑偵察 その2 シュタインセッツ

お城ワイナリーことシュロス・ゴベルスブルクの所有畑は、お城の北側 (ハイリゲンシュタインとガイスベアクの丘周辺)と、 と南側の緩斜面に大別されます。

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夏休み畑偵察 その1 ラムからツェービングへ

東京もここのところ涼しいようですが、こちらも今朝のように曇っていると、8時頃の気温はなんと15度。半袖だと寒いくらいでした。

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スマラクト25年:2010~1986年

6月2日、VieVinumの一環として、宮殿の端、Kleiner Redoutensaalで行われた 25 Jare Smaragdのテイスティング・セミナーを改めてご報告します。

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ビアギット・ブラウンシュタイン vol.2 石灰至上主義はオーストリアでは通用しない?

ここがその、秘密の場所。おそらく石材を切り出した跡でしょう。見事なムシェルカルク(貝殻石灰)!

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ビアギット・ブランシュタイン vol.1 畑にて:自然農法の説得力

ライタベアクプルバッハビオディナミ農法のブドウでワインを造る女流醸造家ビアギット・ブラウンシュタイン Birgit Braunstein を先日訪ねました。
まず、2枚の写真をご覧いただきましょう。

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ハンガリー報告 その5 セプシ氏の真意は?

アーモンドのミルフィーユ、ストロベリー・サラダ、アプリコット・ソルベ、というデザートを見て、「このデザートに5プット以上のアスーは出ないな」と読んだあなた。素晴らしい洞察力です!

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ハンガリー報告 その4 フルミント St.タマシュにうっとり

セプシ氏ご招待ランチは、「こんなところにこんな素敵なレストランが?」と、我が目を疑う、Gusteau Kulináris Élményműhely グストー・クリナーリス・ウンタラカンタラ

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ハンガリー報告 その3 セプシ氏土壌を語る

さて、この山の前でバスを降り、セプシ氏がマードの土壌や、最近起こっていることについて熱く語ります。

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ハンガリー報告 その2 セプシ・イシュタヴァン

さて、セプシ氏がバスに乗り込み「この辺りはマードでも最も土が重い粘土質なので、最も甘く酸も高いワインになり、東部だともっとアロマティックになる」とのことですが、悲しいかなトカイ・ビギナーのプリンセスには、「ここ」が「どこ」なのかもわかりません

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ハンガリー報告 その1

先週授業の一環でハンガリーの一大スパークリング・メーカーであるトェルレイTörley、そしてエゲルEger、最後にトカイTokajを訪問。

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プロイドル、本物、太鼓判 その5 廃墟より

エーレンフェルスの超急斜面。「60度くらいモーゼルやミッテルラインではよくあるよ」と、言われそうですが、別に畑は斜度のキツサに単純に比例していいブドウをつける訳ではありませんだったらブルゴーニュよりモーゼルの方が断然銘醸地になるし、ボルドーなんか目も当てられない、ということになりますよね…。

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プロイドゥル、本物、太鼓判 その4? 超急斜面

お客様のアテンドでずっと時間が取れませんでした。

では、つべこべ言わずに今日はその、プリンセスの惚れ込んだグリューナーとリースリングを産むエーレンフェルスEhrenfels畑をご覧いただきます。
>>因みにあの日は重い土にタイヤが嵌ってしまい、畑には入れず、小さなの2枚はウェブサイトより拝借。

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プロイドゥル、本物、太鼓判 その3 テイスティング 辛口編

プロイドゥルを訪ねたのは土曜。

当主のフランツは、セラードアでの試飲目当ての客を相手しているので、プリンセスは窓側のテーブルに座って、奥さんのアンドレアにワインを注いでもらいます。
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プロイドゥル、本物、太鼓判 その2 センフテンベアク=寒冷限界栽培地

今日は超急斜面のお話しをする予定でしたが、その前段階として、プロイドゥルのあるSenftenbergセンフテンベアクという町について、書いておきたいと思います。

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ブリュンドゥルマイヤー 03 リースリング ハイリゲンシュタインの教え

昨日のブログと前後しますが、一昨日のディナーは昨日のお客様達とともに隣町ランゲンロイスにあるブリュンドゥルマイヤーのホイリゲでご馳走になりました。
因みにこのホイリゲ、ホイリゲという名が嘘のようにクオリティの高い洗練されたお料理を出してくれます。

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日本より謎の一団来訪…エアステラーゲ・ワインの日本輸入も近し?

今日は午前中は日本から、午後はあのシュタット・クレムスの技術陣が、お城ワイナリーを訪れました。

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やっぱりゲミシュター・サッツは軽やかでなくっちゃ!

久々に都ウィーンに上って参りました。

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鯖寿司 with リースリング ガイスベアク vs GV レナー@仁行

生の青魚とワイン、ってかなり危険な組み合わせですよね。

けれど素材さえ新鮮ならとても美味しくいただける、ということは皆さんもご存知の通り。
「素材さえ新鮮なら」と、そうプリンセスも固く信じておりました。…前回帰国時に蕎麦の仁行で、鯖寿司にふたつのオーストリアワインを同時に合わせてみるまでは…。
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クリスタル、ドンペリ、ドゥーツ アムール、ボランジェ グラン・ダネ、ポール・バラ@暗闇ワイン会

恐らく一年以上ぶりに、プロとその辺のプロが恐れをなして逃げ出しそうなスーパー愛好家の勉強会である“暗闇ワイン会”に参加しました。
その名の通り暗闇で、なんのヒントもなしにブラインドでワインを味わい、テーマを推測するのですが、今回は6種の中からテーマから外れる1種を言い当てるというオマケもつきました。
さて、本日のお題は泡
何の泡が注がれているのかすら告げられませんが、全てプレステージ・クラスのシャンパーニュであることは、ひと嗅ぎして予想がつきます。

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お城ワイナリーを鮓&和食と楽しむ会@壮石

思い返せば丁度1年と2週間ほど前、プリンセスはお城ワイナリーの当主ミヒャエルを関空まで迎えに行き、翌日から大阪&東京を駆け足でプロモーション・ツアーをしていたのでした。そして東京ではこの壮石でもワインメーカーズ・ディナーを行い、お寿司大好きのお城当主本人にとっては、来日中最も印象に残るディナーとなったようです。翌朝紅林板長に案内していただいた 築地魚市場も大のお気に入り。

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オーストリアの多面性を味わう@プロヴィナージュ

プリンセス、帰国してから本当に超多忙。イベント報告もなかなかままなりません。
しかし頑張らねば…。

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"メルルの会”雛祭特別ヴァージョン@目黒Argent

昨晩はフルーティスト山形由美さん主催のワイン勉強会“メルルの会”のお雛祭りスペシャルお食事会。プリンセスが日本に居た頃は、月1回拙宅でテーマを決めて勉強会を行っていましたが、オーストリアに渡ってからは、帰国の度にスペシャルお食事会をしています。

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ただいま~! ワイン会@代官山イル・チルコロ

本当は日曜のお昼には日本に帰っていましたが、昨晩最初のワイン会を行い、ようやく本格的に東京モードに切り替わったプリンセス。
さて、会場のイル・チルコロは代官山駅30秒の立地にある、15人も入れば満杯のコジンマリとしたイタリアン。三浦さんの暖かく明るいサービスと後藤シェフの心と技のこもったお料理、若い二人の息のあった親密な空間が魅力です。

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