PC葬送行進曲 F-Moll ――エンディングは突然に

<<前回は不健全なビオの実例でした

 

PCの調子がおかしくなったのは、本当は6月頃からでした。

 

突然画面がブチっと黒くなり、強制終了するしかなくなるのだ。

 

日本帰国時に2度修理に出したが、一度目はファン交換、2度目は8.1のインストール不良による不具合、とのことで工場出荷時初期状態になって戻ってきた。つまり2度ともハードウェアに異常なし、と言われたのだ。それを再び8.1にして使っていたが、一日に1~2度は同じ症状を繰り返していた。

 

ほどなくWindows 10へのアップグレードが始まり、不用意にダウンロードしてしまったのが運のつき。

インストール日を繰り延べる作業を失念し、ある日突然勝手にインストールが始まっていた。途中で止める訳にも行かず10にしたのだが、その後画面のプッツン切れは加速度的に頻度を増し、先週の火曜あたりには、仕事ができないほど頻繁となり、度重なる強制終了が祟ってか、終にまともに立ち上がらなくなった。

何せ使えるPCは1台きり。

 

こっちでラップトップに壊れられた日には、日本語キーボードの機種なんか売っている訳もない。

 

一応サブ機はあるものの、7になったばかりの頃の動作の安定しないメモリ2GBの虚弱児。

今回のトラブルで1年半ぶりくらいで起動すると、wifiはつながらないし、メモリ不足でブラウザのタブを沢山開けたり、ブラウザを開けたままスカイプをしたりすると、あっという間にフリーズしてしまう。挙句の果てに、少しでも迅速に動いて欲しい、と不要プログラムをアンインストールしているうち、ますますウンウンと動きが鈍くなり、とうとうローマ字以外打てなくなってしまい、トドメに「LPK.dllが見つからない」とかいう謎のエラーメッセージが出て、ブラウザは立ち上がらないは、PCの復元はできないは…

 

つまりこちらはメイン機以上に全く動かない状態になってしまったのです。


たまたま収穫のお手伝い予定に空けていた期間とPCトラブルが見事に重なり、しかもその期間が雨で収穫ができなかったため、なんとかしたい私は狂ったようにPCと格闘した。

 

工場出荷状態までHDを戻し、190近いWindows Updateをインストールし、8.1へアップグレードしようとするのだが、その間に何度も何度もフリーズして果たせない…。

 

いつ眠っているのかわからないような状態で、作業を続けました。

 

日本のサポートとの電話のやり取りでは、自己診断プログラムでは判別できない微細なHD不良が疑われる、とのこと。日本語OSをインストールしたければ、次の帰国時を待ってメーカーへ修理に出すしかない…。

 

藁をもすがる思いで助けを求めた近所のPC修理店には、「とにかくPCを持って来い」と言われ、駆けつけると、「テクニカルサービス担当と話をするように」と、奥の部屋に通され、そこでたった5分かそこらのやり取りをしなんら有効なアドバイスもされず、修理も一切行われなかったにもかかわらず、結局その店で新しいPCを買うよう勧められ、挙句サービス料として€19を請求された。

 

PCトラブル対応って、必ず足元見てふっかけるから大嫌いだぁ!!!

話すだけで有料であるなどとは一切事前に明かされていないのだから、ゴネるべきだったのだが、独語で噛み付くには、あまりに疲れていた。

 

万策尽き果てた私は、facebookでKさんにいただいたアドバイスに従いHDを自分で交換してみることにする。 


リカバリディスクがないのでOSのインストールができない。ゆえに購入したSSD HDにメインPCのクローンなるものを移植する必要があった。試行錯誤の末このハードルを突破。ラップトップ底面のネジをちまちまと外し、HDを交換した。

 

目論見通り新HDでめでたく復帰、とは残念ながらならなかったが、外付けした新HDからPCを起動させ、Windows updateのやり直し~8.1へのアップデートを試みると、嘘のようにノー・トラブルでサクサクと事が進む。元のHDに8.1が正常に読み込まれると、後はバックアップデータを戻しても、様々なソフトを使っても至極快調。不調を感じて以来、HD部分が触れないくらい熱くなっていたのだが、そんな不具合もすっかり消えていた。

 

心からほっとしました。


そして今晩。

夕食を食べるため、机&食卓兼用テーブルに載ったPCを退けて、皿を置く場所を作った。

 

その時ちゃんとキーボード部分を持たずに、モニタ上部を不注意につまみ上げてしまった…。非常に慌てて事を行う必要があったのだ(それはかなり複雑な事情なので、また別の機会に)。

 

一瞬のことだった。

退かせたPCのモニタがハレーションを起こしていた。

つまんだ部分が黒くなっている。よせばいいのに、平常心を失った私は、その周囲をさらになぞってしまった。

 

黒い線が、縦に大きくモニタを真っ二つに割った。一巻の終わりであることは、明らかだった。

 

ぎゃぁあああああああぁぁぁああぅううぁあああ

 

数度再起動を試みるが、モニタが全く正常に見られないので、結局一切操作不能…。

強制終了後、電源が消えた状態でも液晶に黒い太い筋が入っているのがわかる。

 

私は馬鹿か?? 

この数日の不眠不休に近い格闘の成果を、自らの手でオジャンにしてしまったのだぁ…

 

**********************************************実は私は今このブログを、一度は臨死体験を経たサブPCで書いている。

 

メイン機がすっかり調子を取り戻し、気分に余裕ができた私は、ウェブでやり方を調べ、サブ機をBIOS設定から入って初期化することに成功。外付フラッシュメモリを追加メモリとして使用し、なんとか仕事に使える状態まで立ち直らせることができたのだ。

 

そんなことなら最初から騒がず、サブ機をチューンナップして使っていれば良かった…

 

あーあ。何かに執心してしまくって、最後には執心対象を破壊し尽くすまでやってしまう。或いはその反動で、一旦注意から逸れると一挙に扱いがゾンザイになる――って、私の精神&思考構造の歪みがそのままPCに投影されたかの如き一連のトラブルだったなぁ…。

 

もう本当に疲れ果てたを通り越して、薄ら笑いすら浮かんでます。

 

この虚弱PCでも色々工夫をすればブログもアップできる、ということが判明したので、私は今日はもう寝ます…。

 

次回のことなんか考えられません>>