ウィーンの森のワインイベント”ゲヌースマイレ”参加報告 中編(バート・フェースラウ~バーデン)

<<前回はゲヌースマイレの9/6の様子でした

 

さて、昨日12日(土)も、予告通りゲヌースマイレに参加。今度は南端バート・フェースラウからソース、バーデンを経て、プァフシュテッテンの手前まで歩いてみました。

 

バーデンに1年半も住んでいながら、お隣りソースより南の畑を見たことがなかった私。丁度いい機会なので、わざわざ不便な、更に南のバート・フェースラウから入ってみたのですが…。

 

例によってまず連続写真で、昼の様子をご覧下さい!(写真をクリックすると説明がご覧いただけます。SDカードを忘れたのでiPhonカメラで失礼)

地場のワインが飲みたくて行っているのに、最初のシャンクがゼクトの大手、シュルムベアガーなのにはちょっとガッカリ。ウィーンが本拠のシュルムベアガー・ゼクトの果実はこんなところからも来ていたのか…。

 

コースがウィーンっ子の誇り”ウィーン水道”と軌を一にした辺りで気を取り直し、この辺り産のSt ラウレントに的を絞って試すことに。最初の2つは甲乙つけがたく凡庸…なのにこういうセッティングでは十分楽しめます:)。3つめのSovicはなかなかだったが、質の良いブドウはこんなにタンニンまみれにせず、レベルの高さは濃さではなく、軽やかさと上品さで表してくれたらもっといいのに!

 

歩いてみて改めてよくわかったけれど、バート・フェースラウからバーデンまでは、確かに丘の麓にはあるものの、畑自体は極一部の例外を除きほぼ完全に平坦。樹齢も恐ろしく若いものが多いし、私的にはそそられるものは殆どありませんでした。

逆にバイカー、乳母車組、幼児連れには嬉しいコースだし、ここまで足を延ばす人が少ないためか、知名度がいまいちだからなのか、ワインもつまみもお値段ぐっと抑えめなので、気軽に飲んでいい気持ちになりたい派にもお勧め。

 

さて、バーデンの町に入ると一旦畑は途切れてしまいます。バーデンの北東部、ウィーンの森が真東向きから東南に向きを変え、ゲヌースマイレのコースが正真正銘斜面の畑へと舞台を移す地点まで無料連絡バスが出ているのですが、私は一旦町に入って元下宿先家族の引越先を訪ね、家族と一緒にバーデンの夜の部に繰り出しました。

いくつかのシャンクは夜10時頃まで開いていて、しかもその多くでアコーディオン伴奏のオーストリアン・フォークロアやら、ギター&カントリーやら、ロックやらポップスやら…様々な音楽がライブで奏でられています。さすがはオーストリアで、そのどれもがこの手の場所で無料で聴ける音楽としては至極まともな、十分ワインと語らいを引き立ててくれるレベルのもので感心。

 

その後懐中電灯がないと足元が危ういような場所もなんのその。プァフシュッテッテンのすぐ手前のシャンクまで歩いてみましたが、私の御贔屓ブドウであるツィアファンドラーには結局出会えず。


それは明日のお楽しみに残しておこう…ということで、ゲヌースマイレ報告2日目を終わります。

 

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